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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2021.08
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Category : 未分類
 軍事記事のフォーマットは今なおスーパーカーブームの延長ではないかね。

 武器のスペックを列挙し「スゲー」といっったエピソードをくっつけるだけ。新発見とか比較とか評価は全然ない。

 特にヒコーキは大概そうなっている。対象についてミクロにしか見ない。スーパーな性能を過剰に記述する。製造元やら設計元やらの言うことをそのままに受け取る。個別の機体の差異を強調する。あとは写真メインでもある。

 写真メインもそう。どーでもいい写真多数が主で記事は従ともなっている。それみた読者が同じような写真を取りたがるあたりも同じ。

 書いているライターも同じではないかね。70年代末にスーパーカー記事の類を書いていた御仁が80年代に同じフォーマットで軍事雑誌記事をかいたのではないかと。

 だいたい80年代あたりから軍事雑誌の記事の中身が変わる。スペック羅列が増える。もともとあまり批判的でもなかったがその見地が完全になくなる。

 その原因はなんであるか。それについてはスーパーカーブームで世に出た連中が書き始めたのではないかと疑うものだよ。そこから持ち込まれた自動車やら機械ものやらのつまらないフォーマットが軍事雑誌に持ち込まれたのではないかね。

 
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Comment

非公開コメント

言い得て妙と言うかそんなものでしょう。

まあこの手の雑誌はどうしても分かりやすい数字の比較になってしまいますけどね。
陸自の車両や海自の艦艇、空自も輸送機は試乗会(後ろに乗るだけ)、体験航海、体験搭乗がありますので一般的な運用でのフィーリングは素人でも体験できますが、戦闘機となるとそうも行きません。まず一般人が戦闘機に乗ろうと思っても簡単には行きません。自衛隊に限らずどこの国でもでしょうが、入間基地でやっている航空身体検査をパスしないと同乗もできませんからね。空撮の有名カメラマン位のものでしょう。本当の性能が一番見えにくい乗り物でありながら一番人気が高い。結局パイロットへのインタビュー以外だと数字と写真になってしまいがちにまります。ましてや兵装関係の事になると実際の性能はあまり公開されてない、米軍などからの公開情報で同等と書くくらいでしょうか。例えばミサイルにしたところで実際99式(AAM4)とAMRAAMとどっちが実戦で命中精度が高いかなど分かりっこないですからね。
どうしても分かりやすい数字の比較になってしまい、後は関係者から聞いた雰囲気での想像でしょう。
軍事専門誌と言うよりはカー雑誌の延長みたいな感じなのは素人向けとしては仕方ないのかと。
因みに私が航空雑誌を真面目に?読みだしたのが就職後ですから80年代も後半と言うか平成になってからです。
なのでそれ以前とどう違うのかよくわからないです。既に毒された?後なので。

それとこれは他の雑誌もそうですが、出版不況で青息吐息。編集部も編集長と副編の2人だけが正社員で後はバイトで記事は専門家やカメラマンに丸投げしているとかですからね。誤字脱字は絶えないし記事も間違った内容を書いて後で指摘され後に○月号の○記事の○は間違いでしたって訂正書いてあったりしますからね。
それに自衛隊関係は基本ヨイショで苦言は殆ど書きません。これで何かを期待するのが無理ではないかと。

No title

軍研の欠点は、広告収入も経営上無視できないレベルであることかと思います。つまり新兵器スゲーはメーカーと主採用者への忖度の結果でしょう。

世艦は、以前調べたことありますが広告収入に依存しない体制を作り上げてますので、その意味では記事を書く環境は出来上がっており、後は書き手の問題となります。勿論書き手自身もPressのカードが欲しいとか、OB(OG)会からハブられたくないとか、ありますがね。実際、例えば原発方面なんかでも脱原発と付き合いがあるとハブられる人はいるので。

No title

野沢正さんや富永謙吾さんのかかわった70年代の軍用機モノは
今ほど細かいスペック書いてないですね。


70年代末以前の航空雑誌と今を比べると、評論とか報道の比重が大きかったかな?と

70年代以前の航空誌、戦車誌はあまり持っていませんが、スーパーカーブームが起こる70年代末以前の航空雑誌と今を比べると、評論とか報道の比重が大きかったかな?と。そこで記事を書いていた方は「航空評論家」と分類されていましたし、ズバリ「航空ジャーナル(報道)」なんていう雑誌もありました。
 したがって、解説だけでなく批評や分析に意識が向いていた気がしますね。当時のノリの一端は「世界の傑作機」シリーズの一部に残っているかしら。
 で、当時の執筆者が一線を退いてカタログミリオタのライターに入れ替わり自動車雑誌的?ショボさに変わっていったように思います。
 ま、そこに至るまでには面白い記事もありました。航空ファンだったと思いますが、”F-1他の装備は国債で調達しているので、以下の表に示すように未来を含む毎年の国債と予算建てが直接リンクしてる(敗戦前と同じ)”なんていう記事は報道として秀逸でした。「航空情報」?には”オスプレイにはボーテックスリング?を始め、飛行特性に構造的欠陥があるからモノにならない”(非常に特殊なU-2やSR-71のようにやっちゃいけないことが多い。それは目的上、だめだよね)と言う趣旨の解説記事があり、その後の状況を予言してました。
 何が面白いかは人それぞれでしょうが、メーカーや軍のプロパガンダにお金を払うのはちょっともったいない気がします。実際、今世紀に入ってから新本は買ってない気がしますね(図書館と古書)。

No title

Lさん、
「70年代末以前の航空雑誌と今を比べると、評論とか報道の比重が大きかったかな?と」
そうなんですか。
先週末久しぶりに街の大きな本屋さんに言ったらイベントスペースに趣味系の古本コーナーが期間限定でできていて昔の色々な雑誌を置いていました。丸とか世界の艦船とか航空雑誌も。
今度行くときまで70年代物があったら何か物色して見ますかね。
汚染された人間には目新しく見えるかも知れません。

http://dragoner-jp.blogspot.com/2013/07/blog-post_24.html?m=1
石動竜仁氏のブログからの引用ですけど、1958年の創刊間もない「世界の艦船」では魚雷艇の将来性について防衛技研の丹羽誠一氏(将来性高い派)と当時17歳の宮崎駿氏(将来性低い派)が激論を交わしていたりしてましたね

やれやれさんへ

 こんばんは。TSR2やF-111などが最新鋭機として注目された'64年の「航空情報」とかも埋もれているのですが、山を崩すと大事なのでグッと若く79年の、今は亡き「航空ジャーナル」の目次をご紹介。本当は73年の「航空ファン」とかをご紹介したいのですが、エラく目次が細かい。
「航空ジャーナル」79年7月号
・瀬尾央の空撮シリーズ ANGの翼
・インプレッシブ・フライト:F-105
 気分はファイターパイロット 瀬尾央
・徹底分析 第5回 米ソ第1線軍用機の実力を斬る
 フォージャーvsAV-8A 青木日出雄
・ソ連空母「ミンスク」極東回航 田岡俊次
・アビエーションジャーナル 
「ソ連戦力の増大と日本の在り方」 青木日出雄
・アポロの4224日 江藤巌 
・エアライン最前線 低運賃時代の幕開け
・「ポテト王の飛行機ビジネス」中村浩美
・「今年のリノは燃えそうだ」中村浩美
・折込 RB-51
・リノツアー募集
・特別エッセイ「新しい発見の旅」
 早春のヨーロッパ博物館巡り 木村秀政
・航空事業のルーツ・宣伝飛行 新居克巳
・Nobさんのイラストルポ 下田信夫
・キャノンフォトスクール
・ポルトガル空軍
・グラビア ニムロッド/エアライナースペシャル
・航空図鑑 ビジランティ 長久保秀樹
・翼のコレクション B-50
・海外・国内ニュース
・「続・リンドバーグ・ビブリオグラフィ」田村俊夫
・新刊紹介
・ニューキット
・読者ページ
・まんが 岡部冬彦 下田信夫
 他
 

Re:やれやれさんへ

Lさん、
ありがとうございます。
73年って私が小学校の中学年の頃ですが...
航空雑誌という物を読んだことのない時代です。
もっというと生まれた町に本屋さんの無かった時代。
田舎すぎてスーパーとか駄菓子屋さんに漫画雑誌や週刊誌が置いてある程度で背表紙の硬い本は学校の図書館とか大きな町の本屋さんに行かないと無い頃です...

瀬尾央さんってこんな時代から空撮取っていたんですね。
田岡俊次さんも既に活躍されている。
Nobさんこと下田信夫さんのイラストとか。

どんな内容か気にまりますね。
その頃の雑誌が見つかれば良いのですが。

Re:やれやれさんへ

Lさん、
本日例の大きな本屋さんに行ったらまだ古本市やっていました。しかし航空雑誌はよく見たら多くなかったですね。鉄道系雑誌や世界の艦船、丸は結構沢山あったのですが(でも1990年以降が多かったですね)。
1980年以前だと1969年4月号の航空ファンと1979年11月号の航空情報の2冊だけでした。あと航空ジャーナルの1980年代前半のを数冊買いました。他は皆1990年以降のものばかりでした。航空ファンだけは定価320円より高い500円でした(笑)。後は皆300円。
昔懐かしのビニ本状態なのでまだ内容は見ていませんが、時代を感じますね。
今や近所から新刊本の本屋どころか古本屋も完全に姿を消してしまいBookoffも近所から撤退してしまい...。ネットやオークションを探せば出てくるんでしょうけどそこまで気合を入れる気が無いのでまず読んでみて感じを掴みたいと思います。

やれやれさんへ

 小生も'73年は小学生でした。古い雑誌はその時の空気感が伝わってきて面白いです。今との違いは(1)著者と読者が敗戦前なり”敗戦後”のリアルを共有しているか否か(2)冷戦期の兵器開発と軍事の熱さに由来するのでしょうねえ。
 航空雑誌論は”ブースカちゃん”が時々書いていますね。彼自身、記事を書いたことがあり、内情の一端もご存じの由。https://booskanoriri.com/archives/category/aircraft
 バブル後の20世紀末に(1)雑誌が売れなくなる(2)航空評論家の大御所がウケ無くなったりトシで引退すると、編集部は安くて使い勝手のいいカタログミリオタで穴を埋めた。これが一知半解のネトウヨなのでますます冴えない誌面となり、官も含めたパブ記事がいよいよ増えて墓穴をせっせと掘っているという感じ。ですから、小生は古書店の見切り品と図書館に頼っています。運が良いと図書館の無料放出に出会えますし。

Re:やれやれさんへ

古い航空ファンを読みましたが
今の航空雑誌に通じるものもありますが、
ラジコンや模型の話も多くラジコン技術(雑誌)みたいな内容もありました。調べたらラジコン技術は1961年創刊のようで既に1969年にはあったんですね。Uコン機や隼のラジコン機の設計図や機体制作方法まで記事があったり。
広告もラジコン模型の広告やら模型店の広告やら、時代を感じます。
B747初飛行の記事やら板付のRF101の写真やらすごい時代の話ですね。B747に至ってはとうとう製造中止になりますし。
軍用?記事だと超音速用語に強くなろうと言う航空用語の解説で素人向けなんでしょうけど今の素人向けには遠いような専門用語やMU2の成功と悲劇という読んでいくとMRJの失敗と通じる問題点がこの頃の三菱にも有って結構三菱には耳の痛い話が書いてありますね。零戦とその設計者という連載ものでは堀越さんだけでなく零戦開発に関わった技師の話やジュラルミンなどの素材の話、それも素人を相手にしていない専門用語がバンバンでて来て機械工学をちょっと知ってないと分からない内容まで踏み込んでいたりしますね。当時の技術者もまだ生きていただろうし話を聞けたからでしょう。作者の碇義朗は調べたら航空技術研究所にいた人みたいです。だからなんでしょうね。素人に分かりやすくではなく、正確にありのままを書いたような内容なのは。
今は読者を置いてけぼりにするような記事だと余程マニアでもない限りついていかないでしょうからこの手の深すぎる記事は消えいてしまうんでしょうね。