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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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Author:文谷数重
 軍事ライターの文谷です
 コミケでは隅田金属ででています。評論情報です。

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2022.03
24
CM:11
TB:0
13:42
Category : 未分類
 こないだの「電力足りない」で原発ヨイショ連が巻き返しを図っている。得とした顔で「いますぐ再稼働しろ」みたいな間抜け話を吹聴している。

 でもねえ、今回の電力不足は電力供給力の問題ではない。普段は無視して良い事件が2連チャンしただけ。地震で火力が止まってそこに大寒波があっただけ。電力供給設備そのものが足りないわけではない。

 しかも節電でどうにかなった。「節電よろしく」を27時間、うち「ホントに大変だからお願い」は8時間くらいでしかない。

 全然大したことはない。2013年からの約10年、雑に8万時間のうち本気の節電は8時間でしかないということだ。


■ 火力増強の必要すら低い

 それからすれば火力増強の必要すら低い。天然ガス発電能力の積み増しが是非とも必要というわけでもない。人口やら産業構造から今後も電力需要は増える見込みにないからだ。

 実際に火力を新設する企業も出てこない。工場につけるような小口はともかく、電力会社が設置するような本格発電所はつくられない。

 理由は太陽光に勝ち目がないからだ。燃料ゼロの太陽光には発電コストでは敵わない。さらに設備新設、減価償却を足しても火力では太陽光に勝てない。だから作らないわけだ。


■ 夜間は既存火力で、その老朽後進は蓄電池

 夜間電力は問題とならない。既存火力で足りる上、その更新期には蓄電池が出現するからだ。

 蓄電池のコストは半分程度まで減る。これは一番安くなるレドックス・フローの数字だ。2030年には2016年の66%になると見積もられている。有機電解液が出現すると更に下がる。

 また、NASもそれなりに下がる。今の段階でも1KWHあたり5万だが今後はさらに安くなる。


■ 原発なんて今更だよね

 電力は今までどおり再エネに進むということだ。いまでも電力は足りている。太陽光と蓄電池が増えるので火力は増えない。それからすればそうのような結論となる。

 そこに原発の必要はない。金銭や政治、放射性廃棄物処理といったコストは火力よりなお高い。火力よりなお安い太陽光・蓄電池の時代にはお呼びではない。

 それも見えないで「再稼動」と言い出すのはなにかの付け所が悪いということだ。


■ 再稼動に賛同するマヌケは毎回減るよね

 まあ、また未来には同じようなごく短期間の電力不足がありその際にはまた再稼動と言い出すだろう。

 ただ、そのときには今以上に賛同は得られなくなるだろうよ。

 2012年のころには再稼動はそれなりの賛同を得られた。それが10年後の22年には大幅に減った。再稼動と言い出すバカへの付和雷同は減った。バカは2032年(推定)の電力不足でも再稼動と言い出すだろうがそのときには支持は更に減るだろうね。
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Comment

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充電施設は増やすべき

原発再稼働したい人はウクライナの状況をどう考えているのか小一時間問い詰めたいですね。
停止していれば電力が止まっても一定時間猶予がありますが、稼働中なら即メルトダウンの危機ですよ。そして日本だけが甚大な被害を被る。
警備が機関銃持っている程度なので誠に効率的な攻撃目標ですね。

再エネ充電用の大規模充電施設の整備は急務でしょう。
テスラのイーロンマスクはアメリカでメガパックと呼ばれる充電施設を作ってますし。
日本にもいくつかメガパックを作ってますがまだまだ数が少ないし規模も小さい。こう言う事に投資する会社も開発する会社も多くない。
なのに未だに火力発電、特に石炭に拘る人も多いしウクライナ侵攻で欧州の電力が逼迫すると旧式石炭火力を日本の新型石炭火力を買ってくれるかも?とか斜め上の期待をする向きもあって呆れます。
どうしても従来の方法からの脱却を考えず、手頃な改善だけで乗り切ろうと言う向きが多くてもう。
水素にしてもそうです。何故効率の悪い水素を主に拘るのか。
よく分かってない人は国や企業の取り組みを称賛していますからね。
結局エネルギー政策は国民より電力会社や
電機メーカーに忖度する事が仕事なのでしょう。

なので自宅待ちで多少余裕のある人は屋根に太陽光パネル付けて充電用バッテリー付けて自家発電した方が良いと思うのですよ。
工場もこれからは脱炭素しないと輸出に関税上乗せされたり、買ってもらえなくなる日が来るかも知れないので自家発電の割合を増やすと思いますが、やはり鍵は充電設備。
もちっと加速しても良いと思うのですが。

No title

フランス、イギリス、ドイツは同時に原発増強へ
隣の韓国にとって28機の原発はいまや生命線
マスコミを完全に封じ込めて今日も全開運転中
古里原発2号機がメルトダウン寸前の火災事故を起こしたときは本当に危機だったが
今はそれがどうした状態
アメリカは新型のモジュール原発の試作機の建造中
日本はあんま興味なさそうだけどウクライナ戦の行方次第ではアメリカとの共同生産に舵切りそう
本当に世界はどんどん進んでいくんですね

Re: No title

原発って計画してからできるまで10年かそれ以上はかかりますからねえ
今からその10年の間で再エネのコストが下がって、安全対策から原発コストが上がるわけで

いまは威勢のいいことを言ってもまあ途中で中止でしょ

英国の原発新設は前々からやろうとしていたけど高コストでほぼ頓挫状態
ドイツは脱天然ガスは再エネ最優先でやろうとしている。原発を新規建設する話は受け入れられる余地はない

アメリカ原子力界隈が押してるSMRは「試作機の建造中」で実物がない
しかもコスト的には従来よりも高くなる

かりにそのSMRが完成して試験運転が終わり実用型が登場してだから、日本が「共同生産」する段階まではまあ20年

やっぱりその間に再エネ+蓄電池にコスト負けでしょうね

小型モジュール式原子炉は、たいていが悪策だ
https://www.renewable-ei.org/activities/column/REupdate/20210528.php

核融合炉や高速増殖炉と同じにおいがしますなあ。



英紙の指摘「日本が原発を再稼働できたら、欧州は露ガスに依存しないで済むかもしれない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d4e9a56ae79dadfb037520bf717047cce180e8

脱露ガスしたきゃ自分のところの原発を再稼働しろよ。地震大国で電力会社の原発管理が杜撰な日本に頼るな!

非常用電源のような原子炉

三菱重工、トラック輸送できる超小型原発 30年代商用化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC27DQN0X20C22A1000000/
ご参考まで。
米軍が開発している電力供給用移動型の小型原子炉に近いのかな?自衛隊向けにいいかも?
ちょっと普通に使うには怖すぎる。
だれが管理するのだろう?
下手すれば走るダーティボムになりかねないのに。

三菱 「重工体質」で不祥事、本社主導の改革に現場ついてこず
https://dot.asahi.com/wa/2017053100027.html?page=1

やれやれさん、こういうニュースを見聞きするとあまり期待しない方が良さそう。三菱グループだけに。

三菱Grには何も期待していません

被本塁打大王さん、
三菱重工もそうですが三菱電機も大概なので三菱グループ全体でその様な誤魔化しや隠蔽、大企業病が蔓延しているのではないかと危惧しています。
SSJ(旧MRJ)も慢心から何度も設計変更、納期遅延を起こし完成しないまま止めてしまったに等しい状況。米国の試験拠点も閉鎖したし。
そんな会社やグループの作る小型とはいえ新型原子炉がマトモでしょうか?怖いとしか言えませんね。
やらかしの未来しか見えません。

No title

賦課金制度で電気代が値上がりする限り再生可能エネルギーが普及するのは厳しいのでは?と思う

No title

人口は減るが、電気自動車やIT化、待機電力使用家電等により、電力消費は増えるのでは?

不安定な太陽光、蓄電池の発展等、美味く行けばよいのですが…。




No title

>賦課金制度で電気代が値上がりする限り再生可能エネルギーが普及するのは厳しいのでは?と思う

FITによらない再エネ発電所を普及させればOK

非FIT太陽光発電所とは?注目されている理由・日本での推進事例
https://www.re100-denryoku.jp/column/non-fit_solar_power_plant