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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2022.06
08
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10:41
Category : 未分類
 OH-1に積んだ三菱製TS-1なんだが政治的配慮がなければ選ばれないエンジンでしかない。アメリカでキューバ糖を使わず、イランでザムザムコーラを売っているようなものだ。

 ヘリはコンセプトが間違えていてダメだった。まあ技術二流はともかく企画三流が失敗点だった。ただ搭載エンジンは最初から三流品だった。実績のない三菱が作って熟成もしていないシロモノであった。

 だが、CHINさんは国産である一点でTS-1批判に反発している。しかもそれを「三菱製造だから」でどうにかしようとしている。

chin@chin_1stLT
一部界隈で話題のUH-2へのdisりと擁護(というか、諦めに似た「あの状況じゃぁ仕方がない、ベストではないけどベター」)を目にした中に、その中でOH-1搭載のTS1について『なぜジェットエンジンど素人の三菱重工なんかに作らせた!』って書き込みを見たんですが、三菱のガスタービン事業部をしらんのか?
https://twitter.com/chin_1stLT/status/1534176267943428097


 なにをいっているかだ。この場合は三菱重工はドシロウトだからだ。

 三菱重工のガスタービンは存在感はないし飛行機向けでもない。メインは発電所向けのヘビーデューティータイプである。* やはり三菱のいつもの政治力で売りつける性質が大きい商品でしかない。輸出も日本政府の融資込みでどうにかの製品でしかない。

 航空機転用型も作っているらしいがFT-8とある。ハミルトンに積んていだ懐かしのFT-4の後継でこれまた懐かしのJT8のコア転用である。今更航空機にも戻せる系統のエンジンではない。

 そして小型も見たことはない。防衛省系の発電機でGT使っている例はあるがLM500と川崎**だった。三菱は見たことはなかった。

 「大三菱が作ったTS-1が欠陥品な訳がない」あたりで間違っている。三菱にはGT事業部があると反論するのも贔屓の引き倒しでしかないということだ。

 まあ、事業部があるだけで一流扱いするなら「『なぜ乗用車ドシロウトの三菱なんかに作らせた』ですが三菱自動車を知らんのか?」にもなるよね。あそこの乗用車は三菱グループが罰ゲームで買わされる車でしかなく、実際に市場もそう評価していた。それを知らずに誇る様子に似ているものだ。

 そもそも三菱にロクなものはない。三菱が付く会社で良いのはジェットストリームの三菱鉛筆だけ。あとは三菱のつかない日本郵船くらいなものだ。

 航空宇宙ではロケットで税金の無駄遣いをしている。日本のロケットに価格競争力はない。H-2ロケットは文字通り二流で官需だのみ、政治力と国費を突っ込まないと打ち上げ花火はできない。おそらくH-3は文字通り三流で終わる。周りが再利用対応を進める中で日本の開発予算や技術力では二〇年は遅れる。そのうちインドにも抜かれるロケットをやはり政治力と税金で飛ばすのだろう。

 特に防衛装備では電機が自分で配線切ってつなぎ直して工数稼ぐようなマネもしていた。

 その三菱をヨイショするあたりはねえ。まあ目利きではないものだね。


* 本当にヘビーデューティーかはしらない。所詮は日本製なので粗悪湯や高粘度の植物油、腐食成分を含むガスではハライタ起こすかもしれない。
** 川崎のGTは某所で担当して日曜日に燃料搭載や試運転をやった。まあボタン押すだけだけれども。
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Comment

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昔は三菱のゼロ戦は凄かった!だから凄い!みたいな発想なんでしょうね。
逆を言えばOH-1ってエンジンでコケなければもう少し使い道あったかもしれません。
しかし、三菱も昔はそれなりにいい車あったんですがね。昔は.......

三菱の自動車もMMCと言っていた頃、特に30数年前、サイクロンエンジンの頃とかは人気はともかくいい車作っていたんですがね。
Σが取れたギャランとか友達も買って乗っていたし乗せてもらったり運転させられたり(笑)で乗りましたがいい車でした。21世紀に入ってからは落ちぶれる一方だった様な。不正もあったし。
今や重工、電機と三菱と言えば不正のオンパレードだし、毎月の様に何かが露見しますね。
航空機も結局自らの傲慢さでMSJを葬ってしまったような所もあるし、プロジェクト推進もヤバいのかと思わせられますね。

OH1に関しては完成した時は喜びましたが、今やドローンで偵察する時代。
なのに9年がかりでOH1のエンジンを全部整備し直して復活させようとしています。
今何機復活したのだろう?五、六機?全く何と無駄な事を…それだけの金と時間があれば何機のスキャンイーグルが買えることか。
それと問題のエンジン。墜落事故を起こした原因の固着問題は長時間色々な試験をしてこなかった、試験時間の想定が短すぎて不十分だったからでしょう。
或いはベンチの上だけで定常負荷で試験していたか。とにかくヘリ用としては信頼性の低さが露呈した訳で追加対策で改修したエンジンも最大出力を出せない様にしたとか。もう何が何だか。
民間に転用する訳でも無く、少ない数でトラブルを起こすではね。
開発能力の低さが露呈しています。ライセンス生産だけにすればと思いますが。

それと火力用のガスタービンとヘリ用のガスタービンは基本は同じでも個々の技術的には全く別物でヘリはヘリ用の技術が必要。何故ならベンチに固定されて定常運転の多い火力発電用ガスタービンと急激な負荷変動がかなりあり空に飛んで空気の密度も変わり雨雪で気候も変わり飛行中のGも加わる過酷な条件でも安定した運転をしなければならないエンジンとはノウハウが異なります。ましてや軍用ヘリなので過酷さはもっとあるでしょう。
パワーも低い、信頼性も低い事で分かります。
三菱にはノウハウが無かったと言う事です。
PWかGE、RRに教えを乞えば良かったかも?

No title

https://twitter.com/sus441/status/1536794770957541376

上記ツイートから続く一連のスレッド、面白かったですわ。
ネット上の噂だから信憑性なんてあってないようなものだけど、さもありなんと思わせるような話ではありますね。

三菱にとってもエンジンだけよりuh60JAを調達した方が良かったんでないか