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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2012.03
03
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13:00
Category : ナショナリズム
 ま、日本から見れば他人ごとだけどね。
 元気のある人々、中国が南沙諸島での領有権主張に文句をつけている。でもねえ、中国のやり方は強引かもしれんが、日本としては文句はつけられないんじゃないかね。

 南沙諸島は、戦前に日本が領有を宣言している。無主の地であるとして領有し、台湾に属するとした。
 戦後、国府は南沙における領有権を継承する旨を宣言した。南沙は、台湾に属する。台湾は、中国に返還された。南沙は、中国のものである。理屈は立つ。
 その上で、新中国も南沙を自国領域と宣言した。南沙は台湾に属する、台湾は中国に属する。この主張に、日本は文句はつけがたい。
 中国・台湾による支配は、かつての日本主張を下敷きにしている。元気のある人のスタンス、戦前日本を肯定する立場であれば、中国・台湾主張を支える立場ではないのかと思うんだよね。

 ま、元気のいい人達は「中国は敵」とみなしている。だから中国領有権主張に文句をつける。また「敵の敵は味方」で、それ以外の国の主張を良しとするのだろうけど。

 もちろん、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイの主張にも納得できる部分はあるんだけどね。
 南沙諸島は、日本領有以前にフランスも領有を宣言している。南沙はインドシナに属するとした。その伝でいえば、ベトナムも南沙領有を主張する充分な根拠がある。
 フィリピン、マレーシア、ブルネイは、領有宣言で出遅れている。しかし、中国、台湾、ベトナムよりも南沙に近い。昔から往来していたとする主張、地理的に自国島嶼に含まれるとする主張にも、納得できる部分は大きい。

 領土問題なんてそんなものだろうね。当人は自国のものであることは自明と眼を四角くして主張する。だが、傍から見れば、濃い薄いはあるにせよ、それなりに根拠があるもんだ。

 日本の場合も、そんなものではないのかね。もちろん、日本人だから、北方領土、竹島、尖閣、沖の鳥島は、日本領であることは自明である。地図の上でも赤く塗る。他の国が手を出すと、自分の身体を傷つけられるに似た感覚を覚える。私もそう思うよ。
 でもねえ、傍から見れば、どっちもどっちではないのかな。北方領土は誰のものかといえば、アイヌの人のものだし。それ以外も無人島なんだね。とはいえ、国民国家にとって領土は神聖だから仕方が無いのかね。
 
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