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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.03
18
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13:00
Category : ミリタリー
 この財政厳しい中、陸自が新ヘリを開発するというのだが。OH-1と同じで、コスト高で失敗に終わるだろうね。喜ぶのは、技本と防衛産業と国産大好きマニアだけじゃないのかな。



 陸自が新型ヘリを開発する。東京新聞※によると「『低価格でUH1より高性能』の機種が存在しないことから、防衛省は本年度からの七年間で二百八十億円を投じ開発する」とのことである。

 しかし「『低価格でUH1より高性能』」なヘリを開発することは難しい。まず、陸自所要数程度では実現できない。民間バージョンとして成功するにしても、陸自ヘリとして大量使用の実績が必要になるが、今の陸自ヘリの規模では、それも期待できない。

 高性能なヘリは作れるかもしれないが、低価格は無理だ。まず、航空機製造で、目論見通りの価格が実現した例はない。1.5倍、2倍はいつもの話だ。製造費はUH-1を超える。それに、頭割り開発費が足される。高価になった機体は数が調達できない。当然、頭割り開発費は増える。

 開発費も含めれば、UH-1よりも高性能だが、UH-60よりも高価、下手すれば、EH-101やNH-90なみ価格のヘリになるのではないか。

 本当に「『低価格でUH1より高性能』」にするなら、ベル412でもライセンスすればいい。ベル412は、UH-1を、そのまま大型・双発化、4枚ローター化した機体である。新開発という冒険なしで、間違いなく高性能は得られる。



 まあ、新型ヘリは三菱MH2000と同じ運命をたどるんじゃないかね。川崎だから、バートルとかMBBみたいなところと合弁なり共同開発なりすればまだマシかもしれないけど。
 強いて言えば防衛産業保護なんだろうけどさ、日本にヘリメーカ、3社も必要かねえ。

※ 半田滋「多用途ヘリ 川重に決定 防衛省」『東京新聞』2012年3月7日 朝刊 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2012030702000026.html?ref=rank
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No title

結局412になってしまったというオチがつきましたね…