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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.03
25
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13:00
Category : ミリタリー
 『高射砲兵の運用』※には、対空部隊が沿岸での対艦攻撃を行う構想が載っている。捜索レーダで目標艦船を探し、測距レーダで距離を求め、スカイ・スイーパー他の高射砲で攻撃するというものである。

 旧陸軍が、対艦攻撃を重視していた影響であろう。旧陸軍は、陸上戦以上に対艦船戦闘を重視していた。戦争後半には、戦車量産は諦め、艦船攻撃に用いる兵器に力を注いでいる。

 敵は船で来る。その船を沈めることは、陸に上がった敵部隊を攻撃するよりも効率は高く、優先度も高い。対空部隊を対艦戦闘に投入することには意義があったのである。

 その後、陸自にはHAWK(ホーク)対空ミサイルが導入された。ホークはセミ・アクティブ・レーダ・ホーミング方式(SARH)で誘導される。つまり、誘導用レーダで照射すれば、それに当たる。飛行機であっても、艦船であっても変わらない。

 ターター/スタンダート対空ミサイルは、ホークと同じSARH方式であるが、対艦攻撃モードがあった。また、シー・スパローもホークと同じSARH方式による対空ミサイルである。このシー・スパローは、艦船に命中してしまった例もある。米空母に搭載したシースパローが、たまたま照射されたトルコ海軍フリゲートに命中したのである。

 ホークも、CWで艦船を照射すれば命中する。そしてホークを運用した陸自は、高射砲兵で艦船攻撃を行わせる発想があった。高射特科には、有力な対艦攻撃手段になるホークがある。それを対艦攻撃に使わない理由はない。

 おそらく、ホークには対艦攻撃モード、あるいは対艦攻撃用法があったのではないかな。

※ 第一幕僚監部『高射砲兵の運用』1953年
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