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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2012.05
26
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TB:1
12:59
Category : 有職故実
 「松型の機関圧力、何PSIだろ」と松型駆逐艦のWIKIPEDIA記事。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%9E%8B%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6 を見ていたのだけれども。興味深い間違いを発見。

機関配置
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E5%9E%8B%E9%A7%86%E9%80%90%E8%89%A6 2012年5月26日午後0時45分、プリントスクリーンにより取得)

>機関配置 [編集]
[中略]
>鵜来型水雷艇搭載と同型のタービンを鵜来型同様に2基2軸搭載(19000馬力)

 鴻型水雷艇と、鵜来型海防艦を混同していることは明らかなんだけどね。水雷艇と海防艦を間違えていることに興味があるわけじゃなくてね。

 「鴻」と「鵜」の音と字義を混同している。おそらく、両者の漢字を区別できない。音・字義を把握しないで、なんとなく字型が似ているので混同したのではないかといったところが推測できるのがね。もちろん両者は別の字なんだが、漢字として、その区別がつかないのかなと思う。※ 普段使わない字だし。

 両者は全然違う。少なくとも、漢字としたときには、漢字文化圏では全く別物として扱われる。鴻は「鴻鵠」の「こう」で「大きなとり」、せめて「鴻巣」との混同で「こうのとり(間違いだよ)」。鵜は「鵜飼いの『う』」で「かわう」あるいは「うみう」を指す。ぜんぜん違う。しかも、「鵜来」は島名なんだけれども。

 書いた人は「鴻」と「鵜」の字を艦艇名、クラス名でしか見ない、使わないのではないかな。本来の音も字義もあまり頓着しない。艦艇名としては、似たような大きさで、実際にも似たような仕事をした小型艦艇(水雷艇も護衛艦艇として運用されたから)ということで、そこら辺を完全に混同しているんじゃないかと。



※ 駆逐艦の雷(いかづち)と電(いなづま)も紛らわしいよね。雷鳴=いかづち、電光=いなづま。今の字義で言えば、雷はカミナリで音と光を含有するけど、原義は確か雷鳴がメインだったはず。『大漢和』か『説文解字』で確認しないといけないけど。
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まとめtyaiました【「鵜」と「鴻」の漢字を区別できないあたり】

 「松型の機関圧力、何PSIだろ」と松型駆逐艦のWIKIPEDIA記事。http://ja.wikipedia.org/wiki/松型駆逐艦 を見ていたのだけれども。興味深い間違いを発見。 (http://ja.wikipedia.org/wiki/松型駆逐艦 2012年5月26日午後0時45分、プリントスクリーンにより取得)

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御礼

ご指摘の個所を箇条書きにした者です。

箇条書きにする前は[[鴻型水雷艇]]にリンクされていたのですが、どうして間違えたのかは自分でも覚えていません。海防艦と水雷艇では馬力が全く異なることはこびりつくほど理解しているので、単純な名詞を間違えたかと推定しております。

ありがとうございます。

Re: 御礼

艦艇のサイズが似ていて、名前の頭が鳥、しかも身の回りにはいない鳥だからでしょう。
「鴻」は、「鴻鵠いずくんぞ」と「鴻巣」、「鴻池」でしか使いませんから。


> ご指摘の個所を箇条書きにした者です。
>
> 箇条書きにする前は[[鴻型水雷艇]]にリンクされていたのですが、どうして間違えたのかは自分でも覚えていません。海防艦と水雷艇では馬力が全く異なることはこびりつくほど理解しているので、単純な名詞を間違えたかと推定しております。
>
> ありがとうございます。