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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.07
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Category : 有職故実
 古いInternational Defence Reviewに「日本はイージス艦としてゆきかぜ級3隻を発注しており、合計8隻まで建造するかもしれない」とあった。IDRの1991年8月号、849pのキャプション。

 当時、ゲームでも「ゆきかぜ」「はるかぜ」だったのよね。太平洋戦域での東西通常戦を扱った『バトル』で出てくるイージス艦がそうだった。DDGは「-かぜ」で、画期となるイージスなら、殊勲艦・幸運艦を選ぶもの。そうなると「ゆきかぜ」は鉄板だったのだがね。

 しかし、実際には「こんごう」だった。ま、画期的であるため、国名採用以前に主力艦だった「三笠」※や「浅間」で代表される山名を復活させたわけだ。

 全通甲板式のDDHが旧国名になったのは、空母への布石だったのかね。「おおすみ」や「いせ」で採用された全通甲板は、半分冗談、半分本気で「国民の眼を慣らさなきゃいかんからね」と言われていた。特にDDHの旧国名は、「スゴイものを作りましたよ」と認識させる。将来的には空母も作るだろうねと予想させて慣らすための布石だったかも。

 そういえば、DDHの時には普通は回ってこない名前アンケートが回ってきた。DDH名はそれなりに大事だったのかね。無記名だし、何書いてもいいと言われたので「うねび」「しなの」「むつ」と書いて提出した。でもま、直前の下馬評が「ながと」で「どういう根拠で旧国名なのかね」と思ったよ。まあ二番鑑が「むつ」だと、2隻分不吉だから回避されたんだろうね。

 DDHが「ひゅうが」と決まった時には、某所で当直士官やっていた、昼休み時間だったかね。進水が8月なので、暑さに負けて居眠りしてた。ヒマな時間なので、即応体制なら怒る人もいない。そこにアラームがなって◯◯◯(電報だね)が届く。内容が「電話帳に『181 ひゅうが』を足すよ」ってどうでもいい内容。ぼんやり頭だったので、何のフネか全く分かんない。報告するほどのものでもないが、赤鉛筆でアブストラクトをつけなければいけない。でも、DDHである確認をつけるまでに往生した。

 国名も苦しいが、潜水艦の吉祥動物ってカテゴリーはなお苦しいと思った。もともと、龍、鳳凰、鯨ってカテゴリーは、非戦闘艦の二流品、母艦につけるものだった。航空母艦が戦闘艦になっちゃったものだから、どうにか付けたかったのだろう。しかし「けんりゅう」はないもんだ。旧海軍には、福竜というラーメン屋みたいな由緒ある名前がある。同じつけるならソッチの方が面白い。ちなみに清から捕獲した水雷艇の名前をそのまま使用したもんだ。スコードロン・キャップはひっくり返した「福」でいいんじゃないの。
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