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- » 2024 . 01
Category : ミリタリー
陸自砲兵、特科は機甲科以上に必要性を主張できないのではないか?
基本的に、特科は本土侵攻対処以外では役に立たない。そして今日、本土上陸のおそれはなくなった。そうなると、特科は必要性をアピールできない。中国とのゲームで対艦ミサイルを見せる程度だろう。
本土侵攻対処以外では、特科は使いにくい。特科は手軽に使えない。特科は重く、揚陸や輸送、補給に手間取る。すでに陸自特科は、野砲でもすべて15榴、重砲で20榴、ロケットがMLRSとなっている。いずれも重く、弾薬を輸送する段列を伴う必要がある。長射程であるものの、観測や通信構成その他も必要になる。その使いにくさは、戦車以下である。
本土侵攻対処以外の任務では、特科は場違いである。いまのところ海外派遣、離島対処、ゲリコマが想定されているが、いずれも特科は向いていない。海外派遣では、本気で戦争するような状況でなければ持って行かない。離島への上陸対処でも、多用されるのは迫撃砲や航空支援や艦砲射撃である。野砲重砲が展開するほどのこともない。ゲリコマ対応では、特科は出る幕もない。
海外派遣で、特科を派遣する事態は今のところ考えられない。余程の大戦争でなければ特科を派遣して、野砲重砲を撃ちまくることはない。そのような戦争前提の海外派遣は、今のところは想定されていない。
離島への着上陸対処であれば、海空による火力支援の方が使いやすい。航空直接支援、艦砲射撃の方が手軽である。両者は特科よりも精度に優れる。直接航空支援は、上空から直接視認した目標に攻撃できる上、反斜面といった制約もない。艦砲射撃は精度・発射速度に勝る。5インチ艦載砲は15榴と同じ砲弾重量がある。精度も高く、発射速度は比較にならないほと早い。また、上陸部隊が手許で使える火力が欲しいとしても、特科は呼ばれない。その時は迫撃砲になる。
ゲリコマは、特科は出る幕もない。それほどゲリコマが来るとも思えないが、それはさておく。いずれにせよゲリコマは少人数であり、隠密に行動する。陣地に拠ることもあまり考えられない。このような見つからない敵には、特科は無力である。ゲリコマは探すことが面倒であって、見つけられればそれほどの大火力は要らない。特科は出る幕がない。
特科は今のところ、仕事はない。本土上陸対処程度でしか使えないが、その本土侵攻は考えなくて良い時勢である。特科が活躍できる事態があるとすれば、海外での大きな戦争しかない。小規模な事態では、特科が展開し、本格的に運用される前に終わってしまうだろう。しかし、日本は今のところはそのような戦争に参加するつもりはない。仮に参加しても、1ヶ大隊も出せば充分である。いまある砲・ロケットを装備する約50ヶの特科大隊の2%に過ぎない。
それにも関わらず、必要性を失った本土決戦用の装備を新造しようとしている。寿命も残る※ 牽引自走砲、FH-70をヨリ高価な装輪式自走砲で更新する考えを持っている。
装輪式自走砲を開発する必要はない。いまさら本土侵攻対処に使う重装備を新造更新しても、使い道はない。
それよりも、海外派遣、離島対処、ゲリコマに使いやすい装備を作るべきである。例えば、迫撃砲と被るかもしれないが、超軽量砲取得を目指す。あるいは工兵装備と被るかもしれないが、陣地粉砕用の大口径臼砲かミサイルの類を作ったほうが、まだアピールしやすいだろう。
例えば、汎用ヘリに搭載できるような超軽量砲である。M777超軽量砲のように15cm砲である必要もない。10cmや7cm程度の山砲であっても構わない。迫撃砲よりも命中精度に優れ、発射速度や重量で劣らないものであればよい。
あるいは工兵資材的になるかもしれないが、重掩蓋粉砕用で98式臼砲、あるいは航空爆弾投射法が目指した方向であるべきだろう。
重装備取得は、特科が生き残りを賭ける方向として誤りである。海外派遣、離島対処、ゲリコマへの対応、それに向いた装備取得でなければ将来につながらないし、賛同も得られない。
※ 最大の装薬を使った砲身寿命を、昔のM1A2と同じ7500発、弱装薬による射撃が0.25発に換算されるとすれば、FH-70は3万発は発射できる。年500発撃っても、なお60年は持つ計算になる。傷んだと言われるエンジンは乗用車用であり、作り直しがは容易。方位や俯仰角、信管廻しあたりの電子化とシステム連接だけすればFH-70は現用砲として問題ない
基本的に、特科は本土侵攻対処以外では役に立たない。そして今日、本土上陸のおそれはなくなった。そうなると、特科は必要性をアピールできない。中国とのゲームで対艦ミサイルを見せる程度だろう。
本土侵攻対処以外では、特科は使いにくい。特科は手軽に使えない。特科は重く、揚陸や輸送、補給に手間取る。すでに陸自特科は、野砲でもすべて15榴、重砲で20榴、ロケットがMLRSとなっている。いずれも重く、弾薬を輸送する段列を伴う必要がある。長射程であるものの、観測や通信構成その他も必要になる。その使いにくさは、戦車以下である。
本土侵攻対処以外の任務では、特科は場違いである。いまのところ海外派遣、離島対処、ゲリコマが想定されているが、いずれも特科は向いていない。海外派遣では、本気で戦争するような状況でなければ持って行かない。離島への上陸対処でも、多用されるのは迫撃砲や航空支援や艦砲射撃である。野砲重砲が展開するほどのこともない。ゲリコマ対応では、特科は出る幕もない。
海外派遣で、特科を派遣する事態は今のところ考えられない。余程の大戦争でなければ特科を派遣して、野砲重砲を撃ちまくることはない。そのような戦争前提の海外派遣は、今のところは想定されていない。
離島への着上陸対処であれば、海空による火力支援の方が使いやすい。航空直接支援、艦砲射撃の方が手軽である。両者は特科よりも精度に優れる。直接航空支援は、上空から直接視認した目標に攻撃できる上、反斜面といった制約もない。艦砲射撃は精度・発射速度に勝る。5インチ艦載砲は15榴と同じ砲弾重量がある。精度も高く、発射速度は比較にならないほと早い。また、上陸部隊が手許で使える火力が欲しいとしても、特科は呼ばれない。その時は迫撃砲になる。
ゲリコマは、特科は出る幕もない。それほどゲリコマが来るとも思えないが、それはさておく。いずれにせよゲリコマは少人数であり、隠密に行動する。陣地に拠ることもあまり考えられない。このような見つからない敵には、特科は無力である。ゲリコマは探すことが面倒であって、見つけられればそれほどの大火力は要らない。特科は出る幕がない。
特科は今のところ、仕事はない。本土上陸対処程度でしか使えないが、その本土侵攻は考えなくて良い時勢である。特科が活躍できる事態があるとすれば、海外での大きな戦争しかない。小規模な事態では、特科が展開し、本格的に運用される前に終わってしまうだろう。しかし、日本は今のところはそのような戦争に参加するつもりはない。仮に参加しても、1ヶ大隊も出せば充分である。いまある砲・ロケットを装備する約50ヶの特科大隊の2%に過ぎない。
それにも関わらず、必要性を失った本土決戦用の装備を新造しようとしている。寿命も残る※ 牽引自走砲、FH-70をヨリ高価な装輪式自走砲で更新する考えを持っている。
装輪式自走砲を開発する必要はない。いまさら本土侵攻対処に使う重装備を新造更新しても、使い道はない。
それよりも、海外派遣、離島対処、ゲリコマに使いやすい装備を作るべきである。例えば、迫撃砲と被るかもしれないが、超軽量砲取得を目指す。あるいは工兵装備と被るかもしれないが、陣地粉砕用の大口径臼砲かミサイルの類を作ったほうが、まだアピールしやすいだろう。
例えば、汎用ヘリに搭載できるような超軽量砲である。M777超軽量砲のように15cm砲である必要もない。10cmや7cm程度の山砲であっても構わない。迫撃砲よりも命中精度に優れ、発射速度や重量で劣らないものであればよい。
あるいは工兵資材的になるかもしれないが、重掩蓋粉砕用で98式臼砲、あるいは航空爆弾投射法が目指した方向であるべきだろう。
重装備取得は、特科が生き残りを賭ける方向として誤りである。海外派遣、離島対処、ゲリコマへの対応、それに向いた装備取得でなければ将来につながらないし、賛同も得られない。
※ 最大の装薬を使った砲身寿命を、昔のM1A2と同じ7500発、弱装薬による射撃が0.25発に換算されるとすれば、FH-70は3万発は発射できる。年500発撃っても、なお60年は持つ計算になる。傷んだと言われるエンジンは乗用車用であり、作り直しがは容易。方位や俯仰角、信管廻しあたりの電子化とシステム連接だけすればFH-70は現用砲として問題ない
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Comment
No title
23:09
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ビルにいる場合などにです
江畑氏の本にもそのように書いてあっった記憶があります
Re: No title
00:19
文谷数重
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ゲリコマ対策では脇役以下でしょう、活躍できるわけでもないです
展開が鈍重ですし、細かいところに入れるわけでもないわけです
No title
04:19
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Re: No title
18:16
文谷数重
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話は、離島や、ゲリコマ、海外派遣ですからね。離島なら、艦砲や近接航空支援頼りになるでしょう。計画建てるにしたって、特科なんて重いものは運びませんよ。ゲリコマでも似たようなもので、遠くにいて、いつ来るかわからない特科よりも、電話で呼び出せる近接航空支援でしょうね。海外だと、特科火力なんか連れて行きませんからねえ。イザとなれば海空自、あるいは他国の近接航空支援に頼るしかないでしょう。
本土での対上陸戦の頭で考えてもダメですよ
21:16
ユロ
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Re: タイトルなし
21:24
文谷数重
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やっぱり、大砲っぽくないとダメじゃないかと思います。
あるいは旧ソ連の160mmとか240mmならばいいのかもしれませんけど
> 臼砲や山砲の話を読んでいて、既にある120Mを広範囲に配備すればいいのでは?とも思いますが・・・・デカ過ぎますか?