RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2012.09
22
CM:0
TB:0
10:27
Category : ナショナリズム
 デモはありませんでしたが、中国民衆も相当キてます。先週末16日から昨日の21日まで、「日本人がラーメンを顔にかけられた」長江デルタに行ってきましたが、街頭は平穏平常でした。

 上海では、デモ、暴動の類は見聞きできませんでした。ただし、住民感情が厳しい南京ではデモがあったようです。上海図書館の喫茶スペースで同席した人の話だと「南京ではデモがあったけど、暴動ではない」と携帯の写真を見せてもらいました。その写真では人が蝟集していますが、暴動という雰囲気ではないですねえ。本当なら南京の第二档案館に行くつもりだったのですが、場所柄から今回は取りやめたのですけどね。

 とはいえ、対日感情は平穏ではない。全てのファミマは五星紅旗を揚げており、掲示では「台湾企業です」とエクスキューズしている。呉淞でバスから見かけた日本式居酒屋(このあたり)は、窓に「釣魚島は中国のもの、日帝は恥を知れ」というようなことが書いてありました。地下鉄車内で尖閣関連のニュースを見て、怒りを顕にする乗客。駅の尖閣関連ニュースを見ながら、関係ない乗客が話しあったり、それにガードマンや職員も混ざる。盛り上がりとしては、並大抵のことじゃないでしょう。

ファミマ

地下鉄


 新中国は抗日戦で産まれたのだから、ヒートアップするのも当然です。建国神話として、日本の侵略に対して立ち上がり勝利したのが新中国です。国家も抗日戦映画の主題歌。淞滬抗戦記念館にあった記念帳を見ると、今回のトラブルと日本軍国主義の侵略を同一視しています。

感想ノート


 歴史的にも、中国のナショナリズムは反帝反封です。孫文の民国以来、反帝国主義・反封建主義が行動原理になっている。尖閣諸島で実効支配を行う日本は、中国人には、自分たちの領土を蚕食する行為、帝国主義に見えるのでしょう。

 おそらく、国際法秩序を持ちだしても民衆は納得しない。国際法や国際法秩序は西洋が勝手に決めたものという感覚があるように見えます。19世紀以来、中国を侵略するツールとして使われたような感覚があるのでしょう。ニュースでも、国際海洋秩序が出来る前の実績を持ち出しています。昔、漁ができたところから締め出されるのは納得いかないのでしょう。囲い込みを受けたみたいな感覚ですかね。

テレビ

 考えてみれば、価値のない島で喧嘩してもしょうがないのですけどね。あの島そのものに価値もない。漁場としては価値があるが、200マイルは日中双方に開放されている。日本は200マイルで締め出さず、一種入会のようにしている。海底の深い方にある油田は、採算がとれるか分からない。価値があるとすれば、200マイル内の浅い方にある、大陸棚にあるガス田位だけれども、採算ベースであまり旨みがないのは、春暁ガス田とおなじ。

 あんな島はなければいいのですけどね。そうすりゃ、喧嘩にもならない。いまからでも全部削平してなくしちゃえばいい。中国から核でも借りて、外に漏れないように地下爆発させて島をなくしちゃえばいいんじゃないですか。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント