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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.12
05
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13:00
Category : 有職故実
 歴史的円高とか言っているが、アレって単に米ドルがインフレで価値下落しているだけじゃないのかな?

 米哨戒艇サイクロン級建造費(1990年契約)を知りたくて調べたのだが。「インフレ換算しなきゃいけない」と「アメリカのインフレ率の推移」※ から、各年分のインフレ率を22年分乗じた。1.0542(1990年ね)とか0.9968(2009年ね)みたいな数字を掛け算でつないで、グーグルに計算させたんだがね。1990年から22年間のインフレ率は185%となった。

 これって、ドル円相場の変化そのものじゃないかね。1990年は1ドル150円位、2012年は80円位、80円に185%を掛けると、ピタリ148円になる。

 歴史的円高って、実は妥当な為替水準ではないかね。同じ期間、日本のインフレ率は1%未満が多く、プラスとマイナスで行って来いになっている。日本円の価値が同じなんだから、インフレの分、米ドルの価値が下がるのは当然といえば当然の話だろう。

 それを「歴史的円高で輸出業が大変」というのは間違っているんじゃないかな。ドルの価値が一定で、円が高くなったので輸出ができなくなったわけではない。ドルの価値が下がっているのだから、米国での価格が上がるのも当然だろ。

 輸出業が大変なのは、円高のせいではなく、中国からの輸出の影響ではないかね。ドルがインフレを起こす中、本来であれば諸式は高騰する。しかし、安価な中国製品は、米ドルの価値が下がり続ける中で、ドルベースで従来の価格を維持しつづけたわけだ。米国での輸出不審は、生産コストをさげられない日本製品が、同等品質を確保した安価な中国製に駆逐された結果じゃないかと思うよ。

 そもそも、米ドルの価値下落があって、日本円の価値がキチンとそれに応じているのだがら、「歴史的円高」を問題にして「あるべき相場水準は」云々で「あわよくば為替介入」という助平心は間違ってるんじゃないですかね。

※ http://ecodb.net/country/US/imf_inflation.html
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