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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2012.12
12
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13:00
Category : ミリタリー
 肉眼は馬鹿にならないんだよねえ。レーダーやソーナー無しではなにもできないと思っている人多いけど、肉眼で先に発見することも結構多い。練習艦隊実習幹部で南米回されてた時に、艦橋見張りがブラジル潜水艦とヘリコプターを先に発見したことがある。

 どっちもCICがこっぴどく怒られたらしい。

 特にヘリコプターはねえ。見てりゃ分かる上「方位変わらず距離近づく」だから、報告しないのは懈怠だね。潜水艦は、分かるときと分からない時があるからしょうがない。向こうもゲーム感覚でヒッソリ接近してきたのなら、ソーナーでわかんないのも仕方ない。最後に分かるように浮上してくれたんだった。新型潜水艦で、電池航走だったら周波数スペクトラム見てもわかんないんじゃないかな。

 古いレーダだと、肉眼の方が先に見つけることもあった。練習船11号なんだが、相当古いレーダで、視程があれば肉眼とウイングにある据付双眼鏡のほうが先に発見できた。背の高いタンカー風なテッペン見っけて、「一番(から)艦橋、右30、タンカー、2万(メートル)、左に進む」とあげたことがあった。ホントは距離はあてずっぽうだが、まあ10万どころじゃないから20万だと思った。その時、船体が水平線の下にあったかもしれないが、レーダでは10万程度から先は見っけられなかった。

 そういうレーダなんで、荒天時には水上目標も拾えないこともあった。練習船は小舟なので簡単にカブる。燧灘でガブッたときにレーダは役にたたなくなった。そうこうしているうちに、船酔いで候補生がドンドン居なくなる。そこで、レーダなんかどうでもいいから、操舵手やれといわれたことがあった。

 高台に登れば、遠くまで見えるもの。仙台合同庁舎の機関に出向中、先にある仙台港、そこに入る商船がよく見える。暇な時に同じ出向のオトッツァンと「アレなら大砲があればいつか当たるだろ」という話になり、そのまま30分くらいか観察したことがある。実際、マグネットで概略方位、霞み方で概略距離、波切りで概略速度を出して、紙の運動盤に書きこんで撃って修正すればいい。分画付双眼鏡があればより正確になる。方位は地物からの水平方向分画とればいいし、距離は水際眼高差、水平線と喫水線の垂直方向の分画を取ればいい。速度は仮定した速力尺当てれば大体は分かるわけだ。なんにせよ、陸上側は動かないから、悩むこともないよねえと。

 まあ、レーダがないと射撃できないとか、甚だしいのは対艦ミサイルも撃てないということはないね。
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