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- » 2024 . 01
Category : 有職故実
すしを1貫、2貫なんて呼ぶのは最近のことじゃないかと思ってさ。
というのも、
「黒田のお殿様が16文しか持たないで屋台のすしを食べに出た。
1ヶ8文のすしを4ヶ食ったあとで
『1ヶ4文だと思っていた、金はねえ』といって
『すしの値段もしらねえのか、この唐変木奴』
といきり立った職人の客と殴り合いの喧嘩」
という話が篠田鉱造の『明治百話』にあったはず…という記憶からなんだけどね。ただね、家で調べたのだけれども。岩波の上巻に記載がない。そして、下巻が見つからないのよ。確か下巻にあったはずなんだが。
ともかくね、篠田鉱造は、すしを「ヶ」で数えていたのだよ。貫ではなかった。だから、「すし 貫」というのは昭和に入ってできた言葉じゃないかなとね。
そこで、すしの数え方をググッたら「やっぱ最近だよ」http://www.benricho.org/kazu/column_sushi-5sakka.htmlが出てきた。やっぱり、ひとつふたつ、いっこにこ、だよねえ。
そもそも握りずし自体がここ最近、200年程度しか経っていないのに、由緒ありげに「貫」なんて新しい助数詞を作るのは、権威づけなんでしょう
2009年11月10日MIXI日記より
というのも、
「黒田のお殿様が16文しか持たないで屋台のすしを食べに出た。
1ヶ8文のすしを4ヶ食ったあとで
『1ヶ4文だと思っていた、金はねえ』といって
『すしの値段もしらねえのか、この唐変木奴』
といきり立った職人の客と殴り合いの喧嘩」
という話が篠田鉱造の『明治百話』にあったはず…という記憶からなんだけどね。ただね、家で調べたのだけれども。岩波の上巻に記載がない。そして、下巻が見つからないのよ。確か下巻にあったはずなんだが。
ともかくね、篠田鉱造は、すしを「ヶ」で数えていたのだよ。貫ではなかった。だから、「すし 貫」というのは昭和に入ってできた言葉じゃないかなとね。
そこで、すしの数え方をググッたら「やっぱ最近だよ」http://www.benricho.org/kazu/column_sushi-5sakka.htmlが出てきた。やっぱり、ひとつふたつ、いっこにこ、だよねえ。
そもそも握りずし自体がここ最近、200年程度しか経っていないのに、由緒ありげに「貫」なんて新しい助数詞を作るのは、権威づけなんでしょう
2009年11月10日MIXI日記より
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