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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.01
28
CM:1
TB:0
13:00
Category : ミリタリー
 電波撹乱用のチャフだが、連続装填できる仕組みが必要ではなかろうか。海自が今使っているチャフ発射機SRBOCは実態は前装式臼砲で、一回発射すると人間が甲板に出て※ 装填しなければいけない。戦闘中に露天に出るのは仕方もないが、連続発射には不便ではないか。

 しかし、戦争になるとチャフ/フレアはバラ撒き続けることになる。一過性の戦闘であればいいのだが、沿岸部に留まる状況では、対艦ミサイル避けとしてチャフ・フレアをばらまかざるを得ない状況が生まれる。実際に、フォークランド紛争では、英本土からチャフを空輸し、ヘリをつかって途切れなく直接散布している。

 今使っているSRBOCでは、装填作業で散布が止まってしまう。SRBOCは同時に6発、左右両舷足して12発を一気に発射できる点で有利だが、連続発射には向いていない。発車する度に装填作業をやらなければならない。

 別の方法が必要なのではないかな。咄嗟的な発射手段としてのSRBOCは優れているのだろう。だが、併用するシステムも準備したほうが良い。大したものでもないのだが、艦内からSRBOCと同じチャフ/フレアを間断なく装填・発射が繰り返せる、単純な後装迫撃砲みたいな道具を作る必要があるのではないか。

 チャフの類には大した火薬は入っていない。それほど丈夫な砲身も必要ない。反動も大したものではない。実際にSRBOCは、反動を吸収する機構はない。甲板に置いただけに過ぎない。格納庫の上辺りに、穴開けて、左右前方に発射できるようにすればいいのかもしれない

 問題になるのは弾庫配置だろう。チャフの類でもスプリンクラーのある弾庫に収納し、一定温度※※ に保たなければならない。発射機よりも弾庫のほうが大掛かりになるだろう。



※ 短魚雷も人間が外に出て操作するから、同じようなものだ。
※※ チャフ弾庫は、SRBOCの近くにある。フネにもよるのだろうが、直射光が当たるので夏には温度上昇の警報がよく出た。
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Comment

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No title

昔、某社で見せてもらった崩壊直後のソ連/ロシア艦の艦上撮影のビデオでは、上部構造物壁面とかを利用して小型のチャフの発射機多数を増設してるのが写ってましたね。劣勢海軍なりに必死だな、と思って感心しましたが。

この場合は戦闘時の装填を考えずに、ある程度の時間継続して発射するためのもので、ステルス以前の発想ではあったのでしょうけど。記事をみて、なんとなく思い出しました。