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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.02
01
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13:00
Category : 未分類
 柏にある3術校だと、夜に海士課程が号令調整をやっている。屋上で「右向け右」とか「左向け左」とかやっているのだが、メンドイのか左右連続でやっていて「回れ右」のあとに「回れ左」を令しようとしてハッとしているのだろう。まあ、海曹士は真面目だから。「頭下」とか存在しない号令調整やっていた己達よりも本気なんだろうけどね。

 号令調整なんかよりもやることあるのではないかね。そもそも海士課程なんて、学生の間だけしか号令掛けることもない。部隊に戻って号令掛ける立場ではないし、掛けても大した号令はない。学生隊も、曹士の課程だと余った結果はとりあえず潰そうとするが、号令調整は何の役にも立たないので、もう少し考えたほうが良いだろう。

 なんにせよ、やらせるなら術科に関連することをやらせたほうが良い。航空整備の古い人なんかは「あんなマヌケなことをする位なら、利きオイルとかやらせたほうがいい」と言っていたよ。指先につけたオイルの油性・粘度で、何のオイルが漏れたのか、機体のどこから漏れたのかわかるような訓練したほうがよいとね。

 技術について、本人たちに自信をつけるお稽古した方がいいとおもう。別に機械をイジる以外でも良い。卒業制作みたいなものをやらせる。例えば航空武器ならパラシュートを作らせるとか、航空機体整備なら、ジュラルミンでタンス作らせるとかね。

 3術校は、海曹教官には腕が立つのがいる。ジュラルミンの薄板を付きあわせ溶接できる奴とかもいる。本人は「なんで自分でできるのかもわからない」「コツもよくわからない、どうやって伝えられるか教えてくれ」といっている方が面白いのだがね。それで当直室の新聞受けなんか作っているのだが、90×60×150cm、10段くらいの棚が指一本で持ち上がるようなものを作っている。航空武器も、頼めばナイロンでなんでも縫ってくれる。時間に余裕があれば、そのあたりを学生にもやらせたほうがいいんじゃないかと思うのだけれどもね。
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