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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.02
09
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13:00
Category : ミリタリー
 もう10年以上前の話なんだがね。防衛施設庁に出向(同じ官庁だけどね)して連絡官やっていた時、国会待機中にお寿司が出ていた。国会待機とは国会開催に突然出る質問に備える待機なんだが、部隊ではお寿司は出なかった。酒とツマミが出る程度だったが、施設庁ではお寿司の出前を取ってタダで食わせてくれた。

 国会待機といっても、テレビを見て、酒のんで(己は飲めないので遠慮)、お寿司とオードブルを食っているだけだった。想定外の質問があり、上から電話があった時に、直ぐにトチらず回答するだけなんだがね。己が担当していた事業は目立ちやすい。できるだけ色々と隠蔽していたものの、読めば「アレ」と思う内容で、しかも明許繰越も事故繰越もやっている。地方行政にも関係がある。その中身を説明しろといわれる可能性はどうみても高かった。そのため、他職員よりも足止め優先度も高く、ほぼ略監禁だった。

 あのお寿司のお金は、まあ業者さんあたりからのお金をロンタリングしたものだろうね。部隊でも前世紀には、よくビール券が来た。施設庁なら違った形かもしれないが、発注額が大きいからそれ以上の額を業者さんから貰っていたのだろう。航空機あたりの額の大きさは、山田洋行事件あたりで推測される通り。まあ、癒着もあるよねという話。

 足を止めるためにロハで酒食を提供するのは、昔の賭場と同じ感覚だろうね。鉄火場の飯はロハの上、上等と伝えられている。今でも時折摘発される地下カジノとやらも、酒食はタダなのかねえ。
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