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- » 2023 . 11
Category : 有職故実
米軍のプロキシみたいなものだから、都合の悪い話は見聞きしないようにしていたのだろう。JSFさんとだよもんさんが、「商船がレーダ照射を受けたことが分かるのか」とマヌケなこといってる。米艦艇は結構、商船や漁船を実艦的に見立てて艦砲を向けていた。中には、もちろんだけど当たらないようにして実際に発砲した件もあることを知らないわけだ。
https://twitter.com/Military_Topics/status/300461967024459777
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/300462727695048704
https://twitter.com/obiekt_JP/status/300469619351760898
実際に、米艦艇や航空機は民間船ほかを標的に見立てていた。実際に発砲した件もある。航空機が商船に当ててしまった件もある。そこまで行かなくとも、東京湾口あたりでは、適当な商船を標的に見立てて操砲訓練をしていた。
1988年11月には、C・F・アダムス級のタワーズが、野島埼南の日本領海で巡視船「うらが」後方に5インチ砲を17発発射している。弾着の距離については異同があるが、おそらく、後方2000ヤードを狙ったもののうち、何発かが1000m内外に弾着した様子である。これは巡視船相手であったので抗議できた話で、それまでにもなかった話ではないと報道されている。
沖縄近海になるが、1987年7月には、F-18がマレーシア商船に演習用の爆弾を当てている。その巻き添えで、乗員の方が方腕を失った。これらの被害については、安保条約に基づき日本政府が保障している。
砲を向けられたことがあるという体験は、珍しくないようである。タワーズ射撃のあと、報道でそういった証言が出ている。周辺対策で漁組ほかに行った時にも、そういった話を聞いたことがある。正確に狙っているかわからないのと、抗議しても意味が無いので放置しているだけの話なのだろう。
自衛隊も似た様な事をしたことがある。2005年頃に、八戸のP-3Cが三沢漁協の漁船を標的にして攻撃動作の訓練をした。この時は八戸の某が「これに萎縮することなく」と訓示・掲示したが、直ぐに三沢に伝わった。海曹士は地元採用だから、当然である。この件、三沢漁協から三沢事務所を経由して問い合わせがあり、連絡官として別ルートで確認することとなった。八戸にいる同期のパイロットあてという形をとって要件を述べて「事実か」と部内電話したら「いないと言え」という後の声が聞こえたよ。夕方になって整理できたのかようやく回答があった。嘘くさいこと言ってきたけど、目的は「そんなことするな」と冷水ぶっかけることだから、それでいいのだけれどもね。
なんにしても、つい20年前のタワーズの件も覚えていないということだ。新聞を読んでいなかったか、米軍不祥事を避ける心情があって忘れたか。特にJSFさんは米軍のプロキシを自認しているようなので、擁護の立ち位置で「商船がレーダ照射が分かるのか云々」と言いだしているのだろう。
まあ、お二人とも海軍関連は相当にセンスがズレているのだからしかたがない。ゆとり上陸理論や、トラックで船舶輸送を代替できると思い込んだり、T-43を掃海戦力に勘定したり「機雷を踏めば一発減るというのがソ連脳」とか言っている。いずれもセンスのズレを覗える発言である。
https://twitter.com/Military_Topics/status/300461967024459777
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/300462727695048704
https://twitter.com/obiekt_JP/status/300469619351760898
実際に、米艦艇や航空機は民間船ほかを標的に見立てていた。実際に発砲した件もある。航空機が商船に当ててしまった件もある。そこまで行かなくとも、東京湾口あたりでは、適当な商船を標的に見立てて操砲訓練をしていた。
1988年11月には、C・F・アダムス級のタワーズが、野島埼南の日本領海で巡視船「うらが」後方に5インチ砲を17発発射している。弾着の距離については異同があるが、おそらく、後方2000ヤードを狙ったもののうち、何発かが1000m内外に弾着した様子である。これは巡視船相手であったので抗議できた話で、それまでにもなかった話ではないと報道されている。
沖縄近海になるが、1987年7月には、F-18がマレーシア商船に演習用の爆弾を当てている。その巻き添えで、乗員の方が方腕を失った。これらの被害については、安保条約に基づき日本政府が保障している。
砲を向けられたことがあるという体験は、珍しくないようである。タワーズ射撃のあと、報道でそういった証言が出ている。周辺対策で漁組ほかに行った時にも、そういった話を聞いたことがある。正確に狙っているかわからないのと、抗議しても意味が無いので放置しているだけの話なのだろう。
自衛隊も似た様な事をしたことがある。2005年頃に、八戸のP-3Cが三沢漁協の漁船を標的にして攻撃動作の訓練をした。この時は八戸の某が「これに萎縮することなく」と訓示・掲示したが、直ぐに三沢に伝わった。海曹士は地元採用だから、当然である。この件、三沢漁協から三沢事務所を経由して問い合わせがあり、連絡官として別ルートで確認することとなった。八戸にいる同期のパイロットあてという形をとって要件を述べて「事実か」と部内電話したら「いないと言え」という後の声が聞こえたよ。夕方になって整理できたのかようやく回答があった。嘘くさいこと言ってきたけど、目的は「そんなことするな」と冷水ぶっかけることだから、それでいいのだけれどもね。
なんにしても、つい20年前のタワーズの件も覚えていないということだ。新聞を読んでいなかったか、米軍不祥事を避ける心情があって忘れたか。特にJSFさんは米軍のプロキシを自認しているようなので、擁護の立ち位置で「商船がレーダ照射が分かるのか云々」と言いだしているのだろう。
まあ、お二人とも海軍関連は相当にセンスがズレているのだからしかたがない。ゆとり上陸理論や、トラックで船舶輸送を代替できると思い込んだり、T-43を掃海戦力に勘定したり「機雷を踏めば一発減るというのがソ連脳」とか言っている。いずれもセンスのズレを覗える発言である。
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18:11
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馬鹿は死んでも治らない。
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17:55
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