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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.03
14
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21:55
Category : 有職故実
 朝日新聞の投書欄、「声」で見つけた「大学生たちどこへ行く」※ なのだが。当世の学生気質を嘆くアレなステロタイプのもの。

まず「就職難の時代である」と前置きして曰く

・ アルバイトや遊興をしない
・ 就職に備えて一年生の時から勉強している
・ 先輩の話を熱心に聞くと思ったら就職活動についてばかり

いつものパターンのあとに、決定打

・ 政治や社会問題への鋭い声が聴こえない

とある。

 ちなみに、昭和52年の新聞。おそらく、昭和42年や32年、12年あたりにも有りそうな投書。今の還暦親爺どもには「当世の学生は就職のことばかりで、政治や社会に…」という権利はなさそうだねえと。

 さらに香ばしいのは、投稿主が24歳というとこ。2つ3つ歳上の男が、大学生に対して、最近流行りの言葉だと「上から目線」なのが戯画的である。

 最近の若い奴は挨拶しないとか、礼儀が云々のような、この手の投稿は昔からある。載せてもらうための、世間に対する迎合的な作文だね。郷原は徳の賊なりというアレだ。

※ (投稿者は秘す)「大学生たちどこへ行く」『朝日新聞』(1977.1.1)p.5
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「最近の若者は(以下略)」「これだから老人どもは(以下略)」のいたちごっこは人類創世の時代から変わらんということですね。