RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2013.03
19
CM:5
TB:0
13:00
Category : ミリタリー
 戦争中、米潜水艦にいいようにやられたのは、日本レーダ技術が未熟だったせいもあるのではないか。潜航中の潜水艦にいいようにやられたのはソーナーや対潜兵器の能力不足である。だが、攻撃後の潜水艦が船団を先回りし、再攻撃や再々攻撃を許したのは、レーダ技術が未熟であったせいではないのか。

 日本船団にとって、航空機よりも潜水艦のほうが厄介だった。航空機は強力な攻撃力を持っていたが、魚雷や少数の魚雷を使えば大したことはない。15分も経てば居なくなる。しかし、潜水艦はズーっとついてくる。1回発見されれば、それこそ船団が壊滅するまで追いかけられる。

 大戦型の低速潜水艦で船団を追いかけられる理由は、水上航行を行ったためである。潜水艦の水中速力は最大8kt程度であり、その場合、電池は1時間も持たない。一応は10kt程度出る船団速力よりも遅い。しかし、浮上して水上航行をすれば20kt程度は出る。潜水艦は水上航行を行い、船団を先回りして射点について攻撃し、離脱後に水上航行で先回りした。

 この先回りを許さなければ、船団被害は小さくなった。戦争中の米潜水艦は、攻撃後、安全距離まで離脱してから浮上し、ディーゼルエンジンで先回りをおこなった。仮に日本側レーダ技術がヨリ発展し、普及していれば、潜水艦は遠くまで離れないとウカウカと浮上できない。より遠回りを強要されるし、先回りそのものが難しくなる。また、浮上してもレーダ波を感知すればまた潜航しなければならない。これでも先回りが難しくなる。

 実際に、日米のレーダ技術は隔絶していた。米潜水艦がレーダで船団を探しているのに対して、日本側はレーダの活用が相当に遅れた。仮に、護衛艦艇へのレーダ搭載と応用が進んでいれば、同じ潜水艦に何回も攻撃される事態は減っていただろう。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

No title

レーダーを使えばこっちの位置がばれるじゃないかとか
頭のわるい意見で潰されましたっけww

いまはまだ軍人さんはマシなほうです
最新の戦術ソフトの開発とかもコツコツやってます
問題は法律ですね
地雷はダメ、MLRSはダメ、UAVは航空法が~、電波法が~
装甲車は道交法が~
現代の戦争に法律が付いて行っていません
レーダー云々の話は今そこにある危機です!

No title

丸や軍事研究の寄稿の種記事

もっと言えば

お邪魔します。
 もっと言えば旧日本海軍は「押し寄せる"黒船"の撃退を目的とした海軍で、海上優勢を獲って海上輸送及び交通を守る海軍ではなかった」事ではないかと思われます。幕末にそれまで自給自足してきた日本は黒船の襲来で開国させられ不平等条約を結ばされました。それによって「押し寄せる"黒船"を撃退しさえすれば日本の平和は守れる」という考えの基に旧日本海軍が生まれたのではないかと思われますし、実際日露戦争でバルチック艦隊にも勝ちました。しかし日本は自然に恵まれているので皆で働けば食べていけましたが、石油他の地下資源に乏しく列強に対抗する事は困難だったので、次第に海の向こうの資源への依存度を高めていき、それを先の大戦で絶たれて敗れたのではないかと思われます。つまり「旧海軍が目指した事」と「その当時の日本の実態」には明らかに齟齬があったわけです。ついでに言えば旧日本陸軍は日露戦争で大陸に権益を得てからは「中国大陸での覇権争いを目的とする軍隊」になっていきました。それは例えば「占領地域の農村に、売るために作った米を出させる」といった「占領地が新たな侵攻の"元手"になる」戦いでした(だから兵站にはさほど熱心ではなかったのかも)。しかし南方では例えば「宗主国のビジネスのための繊維製品他原料生産の割合が多く、米とかは小作農がようやく食べていける程度」で、油田とかは別にして中国大陸程には占領地が"元手"にはなりませんでした。つまり旧陸軍も旧海軍も己が目指したのとは違う戦いをしたわけです。その点では現在の自衛隊はどうなのかと思います。例えば「北海道で陸自が旧ソ連軍と機甲戦」というのは、「そういう状況でも無ければ陸自が国防の主役になれないから」ではないかとも。

No title

> いまはまだ軍人さんはマシなほうです
> 最新の戦術ソフトの開発とかもコツコツやってます
> 問題は法律ですね

最近では、小西議員を「国民の敵」と罵倒したが、警官が駆けつけたら慌てて謝罪した三佐(防衛省による調査で発言そのものを否定し小西議員激オコ)など、自民党や日本会議系の連中が自衛隊に変な思想を植え付けている方が深刻な問題かも…orz

No title

> 防衛省などによると、3佐は16日の帰宅後、国会周辺をランニング中に、東京・永田町の公道上で小西氏に遭遇し、罵声を浴びせた。複数の警察官が集まり、小西氏が発言をやめるよう求めたが、3佐は発言を繰り返した。小西氏が防衛省の人事当局に携帯電話で連絡したところ、3佐は発言を撤回したという。

https://www.jiji.com/jc/amp?k=2018041700782&k=2018041700782

あっ、警官が来てからもしばらく発言を繰り返し、防衛省の人事当局に小西議員が電話してようやく発言撤回したのか!前のコメ、訂正します。