RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2010.07
25
CM:1
TB:0
00:04
Category : ミリタリー
『原子力の父』と呼ばれたリッコーバー提督の言葉。
 今月号(当時 2009年2月号)の米海軍協会誌『PROCEEDINGS』にあった『艦船命名法の誤り(再び)』(ノーマン・ポルマー)から。
 ヴァージニア級原子力潜水艦『ジョン・ワーナー』が進水した。名前は、上院議員の名前から採用されている。彼は国家や米海軍に貢献した立派な人物であり、艦艇名として採用することはふさわしいが、しかし…ワーナー議員は、第二次世界大戦で海軍に従軍し、後海兵隊に移り朝鮮戦争に参加した。その後、議員として上院軍事委員会で五軍のために貢献した…でも、なんで潜水艦の名前なの?
 いやね、殊勲甲の将兵、提督、革新家、海軍長官等は、本来は駆逐艦名にすべきじゃね?

 だいたいさ、潜水艦の名前って、魚とか海棲生物の名前だよね。まあ、世界を滅ぼす力を持つ戦略原潜は歴代大統領の名前を採用したさ。でも、攻撃原潜はノーチラスからズーっと魚の名前で通してきたよね。
 それがおかしくなったのは、1960年代なんだわ。攻撃原潜に議会関係者の名前を、顕彰して使うようになったの。リッコーバー提督は言ったんだって『魚の名前をつけたって、だれも海軍に感謝しないジャン、でも議会関係者は海軍を支持してくれるかもしれないけれどもね』って。
 まあ、良識派の力があって、ロサンゼルス級から「攻撃原潜の名前は都市の名前」って決めてやりなおしたんだけれども。
 でも今度はいきなり『リッコーバー』って名前が採用されちゃったんだ。ちなみに『リッコーバー』を押したのは、海軍長官のレーマンさんだけど、噂だと「逆にリッコーバーは、空母の名前に『レーマン』を押すという約束があった」んだって。

 そういう雑音もあったけどさ、ロサンゼルス級の後継が『シー・ウルフ』で海棲生物の親玉だから、また正道に戻ったと思ったんだよ。でも2番艦が『コネチカット』で、当時の戦略原潜と同じ州名になって、3番艦『ジミー・カーター』で大統領名ね。
 もう何なのって。ボート3隻が全部違う基準じゃん。大統領なら空母でしょって。やっぱり『魚は投票してくれない』なんだよね。
 で、バージニア級から州名で通したのだけれども、12隻目で『ジョン・ワーナー』って何よ。
 いやね、ワーナーさんは立派な人で、艦船名になるべきだし、それに文句はないのだけれども。本来なら計画中の空母か巡洋艦でその名を残すべきじゃなかったかなぁ。少なくとも、潜水艦はオカシイって。

…という内容でした。

 2009年02月13日MIXI日記より
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

No title

アメリカって命名基準アバウトだよなあ。日本みたいにルールがやたら厳格な上に人名を絶対使わん国も珍しいが。