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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.04
08
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13:00
Category : 有職故実
 ドイツ政治史の人とお茶飲んだ時にした話なんだが。日本の文芸作品なんかで出てくるドイツ人の苗字は、やたらユンカーっぽい姓ではないかという話になった。あれだ、所領を示すのか、語尾にベルク(城)だのベルグ(山)だのドルフ(村)だの付く感じの名前。

 あれは、ジェームズ・ミッチェナーの『ポーランド』(もう30年前の本)で、プロイセンが支配したポーランドで、スラブ系言語を苗字に流用した名残とか言っていた。本当かどうかは知らないが、ライン川付近の苗字とは相当に異なっている。

 ユンカーっぽい姓が頻出は、ドイツ関税同盟以前の時代なら、明らかにヘンだねという話になったよ。舞台がプロイセンならともかくね。

 たぶん、ドイツ人にとって、日本の文芸作品での頻出する苗字は奇妙に見える可能性があるんじゃないのかね。日本人として理解しやすいように、例えば時代劇や幕末モノの作品で、出てくるお侍さんの名前がみんな具志堅、我那覇、島袋、喜屋武、赤嶺みたいなものなのではないかという話になった。

 実際、ドイツの重心は西なわけだ。一時期、政治的中心がベルリンになったが、経済的中心は常にライン川・北海沿いにある。ドイツの標準語は確かにプロイセン方言が基になったが、それは開拓・入植者が持ち寄った言語だから支障がないというものである。北海道方言が標準語に近いようなもので、別に文化的に優れていたわけでもない。

 実際には、ハーバーとかボッシュ、デューラーとかヘッセみたいな、音節数の少ない苗字が言語・文化的にメジャーじゃないのかね。
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