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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.04
10
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Category : 未分類
 親日的というのは、単に相手が日本人だから日本に愛想的な言動をするだけの話ではないのかな?

 「親日的」という括り方をすること自体が考えものである。「首相、NHKにチクリ?『親日的な国は報道しない』」によれば、安倍首相が「メキシコは親日的」という言い方をしたという。

 メキシコは日本に対して、特に親日でも反日でもない。確かに、日本とメキシコは、友好関係が保たれている。互いに肉無関係ではない。そして貿易で双方に経済的利益が生まれる間柄にある。それだから、日本人に向けては親日的な言論をする。それだけの話だ。同様に、メキシコ人は中国に行けば親中国的、韓国に行けば親韓国的な言論をするだろう。

 メキシコにすれば、真に親しい国はスペイン語圏だけだ。それ以外は近所付き合い程度である。会えばお世辞を言い、困っているのを見れば、世間並みに助ける程度である。近所付き合いの国のために、必死になって何かするわけでもない。

 親日的といわれるトルコやパラオも、同じように特に親日でも反日でもない。彼らからしても、日本人が商売に来たとき、好意的な身振りをし、わざわざ日本の悪口は言わない。その程度の話である。別段、何かを期待できるわけでもない。

 お世辞を真に受けるのはよくない。

 また、お世辞をいう国を勝手に親日認定して片想いを募らせるのも考えものだ。別に「親日的」な国と仲良くするのは構わないが、過度に幻想を抱くとそのうち足許を掬われる。己は、インドあたりかなと思うのだけれどもね。政治的・経済的交流が進捗すると、そのうち実務的な要求もして来る。要求は直截だから、その時に「親日的」幻想は打ち砕かれることになる。

 「親日的」という片想いが崩れた時には、こんどは憎悪するだろう。その時は「歴史的に見て親日的な国だから」と持ち上げていた人々は、「あの国は昔から反日的だから」と手のひらを返して言い出すのではないかな。

 そもそも世界の国々を日本を慕う「親日的」と、日本に抵抗する「反日的」国家で分けようとするのは夜郎自大が過ぎる。実際に、真に受けたイっちゃった右派、ネット右翼の類は、世界を親日と、その裏返しの反日に分ける二分法をしている。日本の存在はそこまで大きくもない。そして、そういう言い方を使う現宰相は、やはり支持者と同じような考え方なのではないかな。
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Comment

非公開コメント

親日に実態が無いのは同意だが、中韓北の反日は実態ありまくりだよね。

Re: タイトルなし

そう言われて考えてみたのですが、中韓も政策レベルでの反日というのもないんですね。

中韓の教育が日本への抵抗を強調するのは、建国神話がそうだから仕方がない話ですし
中国で日本の歴史的イメージが悪いのも、80年前のしがらみがあるから仕方がない

その割に、「反日的政策」というのもないんですよね。
日本からの輸入を差し止めるとか、日本製品を調達から外すとか、日本人の入国や行動を制限するという話もない
領土問題は、反日だからやっているわけでもないわけです

> 親日に実態が無いのは同意だが、中韓北の反日は実態ありまくりだよね。