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- » 2023 . 04
Category : ミリタリー
以下は『隅田金属ぼるじひ社の「戦車不要論」に反論する』(週刊オブイェクト)への反論になります。
最初に書くのは私のスタンス。戦車はあったほうがいいでしょう。ただ、対ゲリラとか市街戦なら74式で充分。新戦車は不要というのが私の意見です。でもまあ、それがいつの間にか「戦車無用論」を標榜しているということになっている。
おそらく、戦車無用論が存在することを怖れている。前に神学部だと言いましたけれども、神学をやっている方が無神論について否定しなければ、自分の立ち位置をなくしてしまうように、戦車無用論を否定することに躍起になっているのでしょう。戦車無用論そのものではないのに、戦車無用論に繋がる可能性があるという理由で、新戦車への懐疑を否定しなければならない心持ちなのではないかというところでしょう。
あとは、「結局、日本にどれくらいの数の敵が上がってくるのか?」を聞きたかったのですが、明示はありませんでした。おそらく、具体的な数を示すと既存の装備でどうにかなってしまうことが明らかになってしまうからネグったのでしょう。
以下は、区々とした反論ですね
> 10式戦車が「軽い」以外に「火力」「装甲」「機動力」の全てにおいて90式戦車を上回っている事を知らないのかなぁ・・・
90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。おそらくは微妙な向上なのでしょう。
> カナダ軍は…アフガニスタンへ派兵する際に…
日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
さらに、そうしようもなくなってそういうところに行かなければならないとする。それならば90式があるでしょう。重い?だからといって、海外ゲリコマ用に新しい戦車を開発するのは無駄の極みでしょう。そこは工夫ではないですか。
> ですがロシアはフランスからミストラル級強襲揚陸艦を取得する… 中国も大型ドック揚陸艦「崑崙山」の2番艦の建造に着手しました。韓国にもドクト級強襲揚陸艦があります
それくらいでは、揚陸能力は全然改善しません。ロシアがミストラルを数隻購入したところで、一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に増えるだけでしょう。中国の崑崙山は、一隻でも2個中隊がいいところ。しかも、海没もあるでしょう、海岸で作業する部隊や予備の弾薬を運ぶ所要もある、日本に上陸するには到底足りない。
> 徴用した民間輸送船も投入するものです
商船や漁船では上陸戦は難しいでしょう。デリックからLCMをおろして、ギャングウェイや網で移乗するのでしょうか?上がるのにいつまでかかることやらですね。港湾を取らないと商船は役に立ちません。
> 各国の海兵隊/陸戦隊/海軍歩兵の戦車はそれぞれの国が有する最新鋭の装備が廻されています。
こっちのデータを『ミリタリーバランス2010』に揃えただけの話。
そのはずなのですが、ソ連海軍歩兵の場合、1980年代にはT-72やT-80が装備されていたにも関わらず、実際の揚陸で出てくるのはT-55でした。ソ連海軍歩兵は沿岸防備もするわけですから、新鋭戦車はそっち用なのでしょう。中国海軍の水陸両用戦車ですけど、まあ強力なのでしょうけど、防御力は水陸両用戦車でしょう。
いずれにせよ、どれぐらいの数が上がってくるのかを考慮すればよいでしょう。各国ともせいぜい1~3ヶ大隊ですよ。しかも主力は歩兵となる。増強程度に強力な戦車を伴ってきても、できることは限られる。
> 似たような事を朝鮮戦争の前にアメリカ軍事顧問団は考えてましたよね、「山と川と水田の多い朝鮮半島では戦車は使えない」と。
でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。やはり阻害される。その状態で機動戦になるかね?朝鮮戦争もベトナム戦争も戦車は陣地を潰すのに使ったわけでしょう。
> 台湾はM1戦車を欲しがってるのですが、アパッチ攻撃ヘリコプターに予算が取られ過ぎて後回しにされています。
優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。
> この部分に付いては既に述べた「ドイツやイギリスは山岳地帯に重い戦車を持ち込めなかった」という事例を見れば10式戦車が適している事が分かります。
仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。
> 10式戦車が中途半端? いいえ、そんな事はありません。
90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。
追記(22日午前2時)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
コメントする人もね、来週あたりにしてね。
私は9月になってもズーッと夏休みの、毎日サンデーの暇人だからね。感情的じゃないコメにはレスするからさ。
最初に書くのは私のスタンス。戦車はあったほうがいいでしょう。ただ、対ゲリラとか市街戦なら74式で充分。新戦車は不要というのが私の意見です。でもまあ、それがいつの間にか「戦車無用論」を標榜しているということになっている。
おそらく、戦車無用論が存在することを怖れている。前に神学部だと言いましたけれども、神学をやっている方が無神論について否定しなければ、自分の立ち位置をなくしてしまうように、戦車無用論を否定することに躍起になっているのでしょう。戦車無用論そのものではないのに、戦車無用論に繋がる可能性があるという理由で、新戦車への懐疑を否定しなければならない心持ちなのではないかというところでしょう。
あとは、「結局、日本にどれくらいの数の敵が上がってくるのか?」を聞きたかったのですが、明示はありませんでした。おそらく、具体的な数を示すと既存の装備でどうにかなってしまうことが明らかになってしまうからネグったのでしょう。
以下は、区々とした反論ですね
> 10式戦車が「軽い」以外に「火力」「装甲」「機動力」の全てにおいて90式戦車を上回っている事を知らないのかなぁ・・・
90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。おそらくは微妙な向上なのでしょう。
> カナダ軍は…アフガニスタンへ派兵する際に…
日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
さらに、そうしようもなくなってそういうところに行かなければならないとする。それならば90式があるでしょう。重い?だからといって、海外ゲリコマ用に新しい戦車を開発するのは無駄の極みでしょう。そこは工夫ではないですか。
> ですがロシアはフランスからミストラル級強襲揚陸艦を取得する… 中国も大型ドック揚陸艦「崑崙山」の2番艦の建造に着手しました。韓国にもドクト級強襲揚陸艦があります
それくらいでは、揚陸能力は全然改善しません。ロシアがミストラルを数隻購入したところで、一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に増えるだけでしょう。中国の崑崙山は、一隻でも2個中隊がいいところ。しかも、海没もあるでしょう、海岸で作業する部隊や予備の弾薬を運ぶ所要もある、日本に上陸するには到底足りない。
> 徴用した民間輸送船も投入するものです
商船や漁船では上陸戦は難しいでしょう。デリックからLCMをおろして、ギャングウェイや網で移乗するのでしょうか?上がるのにいつまでかかることやらですね。港湾を取らないと商船は役に立ちません。
> 各国の海兵隊/陸戦隊/海軍歩兵の戦車はそれぞれの国が有する最新鋭の装備が廻されています。
こっちのデータを『ミリタリーバランス2010』に揃えただけの話。
そのはずなのですが、ソ連海軍歩兵の場合、1980年代にはT-72やT-80が装備されていたにも関わらず、実際の揚陸で出てくるのはT-55でした。ソ連海軍歩兵は沿岸防備もするわけですから、新鋭戦車はそっち用なのでしょう。中国海軍の水陸両用戦車ですけど、まあ強力なのでしょうけど、防御力は水陸両用戦車でしょう。
いずれにせよ、どれぐらいの数が上がってくるのかを考慮すればよいでしょう。各国ともせいぜい1~3ヶ大隊ですよ。しかも主力は歩兵となる。増強程度に強力な戦車を伴ってきても、できることは限られる。
> 似たような事を朝鮮戦争の前にアメリカ軍事顧問団は考えてましたよね、「山と川と水田の多い朝鮮半島では戦車は使えない」と。
でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。やはり阻害される。その状態で機動戦になるかね?朝鮮戦争もベトナム戦争も戦車は陣地を潰すのに使ったわけでしょう。
> 台湾はM1戦車を欲しがってるのですが、アパッチ攻撃ヘリコプターに予算が取られ過ぎて後回しにされています。
優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。
> この部分に付いては既に述べた「ドイツやイギリスは山岳地帯に重い戦車を持ち込めなかった」という事例を見れば10式戦車が適している事が分かります。
仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。
> 10式戦車が中途半端? いいえ、そんな事はありません。
90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。
追記(22日午前2時)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
コメントする人もね、来週あたりにしてね。
私は9月になってもズーッと夏休みの、毎日サンデーの暇人だからね。感情的じゃないコメにはレスするからさ。
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Trackback
「10式戦車不要論」vs「10式戦車不要論“不要論”」
「バスに乗り遅れるな」を合い言葉に今更「10式戦車不要論VS10式戦車不要論“不要論”合戦」(以下10式合戦)のまとめとか作ってみる。 流れとしては 1.10式戦車なんて要らないだろう・隅田金属日誌 ↓ 2.JSF氏がツイッターで反論をつぶやく ↓ 3.JSF氏への反論・…
日本周辺国の海兵隊/海軍陸戦隊/海軍歩兵の戦車は最新鋭
隅田金属ぼるじひ社さんは「海軍歩兵の戦車なんてT-55のまま」などと出鱈目な事を仰られていたので、私はロシア海軍歩兵はT-72やT-80を装備している事、ウラジオストクの第155独立海軍歩兵旅団は今年中にT-90を受領する事などを指摘すると、以下のような抗弁がありました。…
Comment
No title
01:21
レンク
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アフガンでのカナダ軍の例を完全に無視ですか?
74と同世代のレオパルト1でダメで仕方なくレオ2を購入したばかりと言うのに?
序でに言えば74はT-72やT-80、それこそレオパルト1と違い追加装甲キットだの爆発反応装甲の類は
用意されとらんのですよ?それでどうやってゲリコマと戦えと?
アフガン然りチェチェン然り、チェチェンなんか増加装甲アリのロシア正規軍の戦車ですら
ゲリラに相当な被害を蒙ってますが?
01:22
おもしろ
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No title
01:41
レンク
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今現在各国で進行中の次期戦車の概要を先取りしてますが何か?
>日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
こっちが行かなくても来る場合もあるでしょう?
更に既存の車両を改造・装備追加して対応と言うのはもはや旧世代の考え方です
そのやり方が通じなくなってきた(装備追加による重量増加で任務に使えなくなり始めた)から
各国の新開発戦車が軒並み軽量化の方向にあるのではないのですか?
>各国ともせいぜい1~3ヶ大隊ですよ。しかも主力は歩兵となる。増強程度に強力な戦車を伴ってきても、できることは限られる。
だったらこちらに最新鋭のMBTが存在すればそもそも上陸しようと考えなくなるんと違いますか?
なかったら上陸を企図するでしょうけど。
追加装甲も無く旧世代の圧延鋼鈑の戦車相手にするなら
歩兵の携帯対戦車兵器各種でどうにかなりそうですもんねえ?
複合装甲の戦車が居たら微妙ですけど日本の場合北海道と富士にしか居ませんし。
> でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。
通行可能な場所は下調べ済みでしょう自衛隊側は。
通行不可な水田地帯なら敵が勝手に突っ込んでスタックしてくれりゃ御の字ですわな。
まさか軍隊が自国の地形・地勢調査もしてないと?
まあそれ以前に日本の陸上戦力は旧陸軍から現自衛隊に至るまで水田走行を想定した訓練に血道を上げておりますのでどちらにせよ問題ないでしょうが。
> 優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。
単に導入計画の発動時期差と最近の水害で台湾の交通インフラの想定外な脆弱性が解ったから
クソ重いM1の導入に待ったが掛かっただけですが?
> 仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。
日本国内に平地は何割ですか?小学校で習いますよね?
貴方自分で「自衛隊の戦車は外に出ない」としながら自衛隊の戦車が外に出たと仮定した意見で否定するとかダブルスタンダードじゃないですかね?
>90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。
中途半端とする明確なソース元を提示してください。
C4Iが付いた事で3翻
新素材を用い防御力の向上と重量の軽減を兼ね合わせた事で2翻
対ゲリコマを意識した追加装甲等最新トレンドのゲリコマ戦に対応している事で3翻
今現在世界各地のゲリコマに限らない戦場でのニーズに答えた役満戦車です
No title
01:43
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それ上陸する側が決めることですから。
No title
01:51
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なんで「おそらく」?
10式と90式を比較して批判したんでしょ?
調べもしてないの?
No title
01:59
もんたに
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・ P-3
護衛艦艇のレーダ輻域の下を飛べば攻撃もできないでしょう。そもそも周辺国のDDGはエリアディフェンスSAMを積んでいないことが多いですからね。
・ SSM
いや、普通の民生用トラックの荷台に斜めに積んでロープかけておくのですよ。そこからLOSラウンチするのです。もっと安く作れますよ。ダミーで塩ビ管でも積んでおけば相手は安穏とできないでしょう。
・ 90式を
90式では太刀打ちできないのが、新戦車ならできるという程度の差が必要でしょう。
> レンク さん
別に74式に追加装甲キットも爆発反応装甲もくっつくでしょう。必要があれば作りますよ。逆に、それを放置している方がオカシイのでは?
No title
02:03
もんたに
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> それ上陸する側が決めることですから。
ミスリードしていますね。海外派遣で必ず山地に行くのでしょうかという内容です。
>>90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。おそらくは微妙な向上なのでしょう。
>なんで「おそらく」?
>10式と90式を比較して批判したんでしょ?
>調べもしてないの?
ゴメンナサイ、「おそらく」は抜くべきでしたね。「微妙な向上」ですね。
No title
02:04
もんたに
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No title
14:02
もんたに
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消えちゃった人、ゴメンナサイ。もし、テキスト等残っていれば、もう一度投稿してください。
No title
14:35
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ロシア、韓国、中国のエリアディフェンス艦は丸ごと無視ですか? 沖縄近くを通過して演習した中国艦隊にはソブレメンヌイ級が2隻入ってましたよ。
No title
15:47
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まあ、人づての噂なんで信ぴょう性は「?」ですが。
>日本にどれくらいの数の敵が上がってくるのか
コレに関しては答えられるはずがありません。
その国がどの程度の規模の商船を兵員輸送に回すのか、その港湾を当初目的とするのか、などに寄ってもかなり変動しますから。
どうも、揚陸艦艇によって初期に上陸させられる兵員のみを問題にしているようですが、港湾を確保されたら揚陸艦艇なんぞ利用せずとも兵員や重装備の陸揚げは可能です。
それも、揚陸艦艇よりも効率的かつ大量に。
No title
16:10
Moltke
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思い込みだけの反論では読んでいて面白くないし一方的に言い負かされているようにしか見えません。
No title
16:17
釣り人見習い
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なので、性能比較は74式とするべきなのでは?
そして74式に比較すれば明らかに全ての点で優秀で、
小型軽量化されたために本土での運用もしやすい
10式は、本土防衛の抑止力としては非常に有効な
戦車なのではないでしょうか。
No title
16:20
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>90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。
その資料(性能比較)を是非とも!
>でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけではない。やはり阻害される。その状態で機動戦になるかね?
ソ連製T-34は田んぼを乗り越えたそうですよ。
それに詳しい資料を見つけることは出来ませんでしたが、
陸自の戦車は10式戦車を含め、水田走行試験を行っているそうです。
それでちゃんと水田を通過出来たとか。
No title
16:42
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消えてしまったということなので再投稿します。
>対ゲリラとか市街戦なら74式で充分。新戦車は不要というのが私の意見です。
とりあえず、74式がどんどん寿命を迎えて退役している事実を認識していますか。
あなたが「充分」といった74式は数を減らしているのです。その穴を埋める戦車が必要です。
そして、その代替戦車はそのあと数十年に渡って使い続ける必要があります。
36年前に制式化された旧性能な戦車を、ラインが閉じているのに大金を払って新たに新造するべき?
それとも20年前に制式化された本州等では使いにくく戦略機動性の劣る戦車で埋めるべき?
あるいは74式の退役にあわせて定数を減らし最終的には本州等の戦車を0にすべき?
それら3つの選択肢よりも10式を導入したほうが理に適っています。
>具体的な数を示すと既存の装備でどうにかなってしまうことが明らかになってしまうからネグったのでしょう。
向こうのコメント欄では1個中隊から数個大隊まで色々な意見が出ています。
つまり「状況によって異なる」のです。
また既存装備でどうにかなるというのは楽観でしかありません。
相手は戦車を集中できるのに対し、陸自は600両の戦車を上陸地点には集中できないのです。
しかも上陸側は上陸地点を選べます。防備の比較的少ない地点に上陸します。
(だからこそ短期間で兵力を集中できる戦略機動性が重視されます)
少数の戦車で敵を迎え撃つということを考えれば、74式よりも強力な10式を揃えるべきでしょうね。
>90式を上回っているでしょうけど、世代を画するほどのこともないでしょう。
現在の戦車砲が劇的な進歩を行えない状況になっているからそう見えるだけです。
現代の技術ではこれ以上口径を大きくしようが劇的な向上は望めない状況なのです。
そこで口径などを据置きし(でも能力は従来より向上している)、小型化と装甲の向上により軽量化を図り、機動力も向上させる。
現代の技術にあった進化といえます。
>日本は戦車を必要とするようなところには行かないはずでは?
>仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。
そこは派兵の話ではなく実際の戦訓の話でしょう。
他の地域の戦訓を「日本でないから」と目を瞑っていたのでは世界の潮流に取り残されます。
>一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に増えるだけでしょう。
1回に戦車が2,3大隊も上陸されたら74式ではまず相手になりません。
実際には他の兵科もあるし洋上撃破もあるからそこまで行かないだろうけど、敵戦車が1個大隊でも苦戦するでしょうね。
>港湾を取らないと商船は役に立ちません。
港湾をとれば良いだけの話ですね。
そして日本には大量の港湾があります。
>その状態で機動戦になるかね?
別に機動戦だけが戦車の役目ではありません。
>優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。
実際、10式のために海空を減らしているわけではありません。
「海空だけあれば防衛は確実」ではないのだから戦車に予算を回さないことにななりません。
>90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。
もう一度繰り返しますが、10式は寿命を迎え数を減らしつつある74式の代替です。
「戦車無用論でない」と主張される貴方なら戦車の数を減らすべきではないことも理解できているでしょう。
今後数十年使うことを考えれば74式の新造はありえません。
また北海道以外では使い辛く戦略機動性に劣る90式も、74式の代替には相応しいとは言えません。
「90式と同等以上で74式の代替を」というニーズにぴったりと合った戦車が10式なのです。
No title
17:10
だよもん
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韓国は中堅とはいえ立派な海運国造船国です。ロシアは落ちたりといえどもかつての遺産とこれからの増加があります。中国もいうまでもないでしょう。
制空権や制海権とかいう時代遅れのものを引っさげてそんなことは不可能だ。なんて言わないでくださいね?攻勢のその瞬間の海上航空優勢があれば上陸作戦が可能なことをすでにいくつかの国が示してますから。
そもそも敵は『なぜ師団単位の』兵力を日本に上陸させる必要があるんでしょうかねぇ
No title
17:37
棒人間ひろ
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この記事についての議論はこちらで行われている様なので、失礼ながらこちらに再投稿させていただきます。
------
消えてしまったらしいのでもう一度投稿させて頂きます。
横から失礼いたします。
「海外ゲリコマ用に新しい戦車を開発するのは無駄の極み~」
ガタガタになった74式の代替に「本州で使うにはやはり重すぎる」90式を使うのですか?
それともまさかガタガタになった74式を騙しだまし使い続けろと仰るのですか?
「一回に運べる量が1ヶ大隊から2~3ヶ大隊に~」
非常に大目に見て半分が揚陸できなかったとしても、
「一定期間」「湾港の使用拒否を」「させない」のには十分ではないでしょうか。
「~港湾を取らないと商船は役に立ちません。」
湾港を取られる可能性は十分にあります。
「~まあ強力なのでしょうけど、防御力は水陸両用戦車でしょう。」
74式とて装甲防御力は「お察しください」でしょう。
「でも、湛水した水田や川を自由自在に通行できるわけでは~」
「機動戦」というのはあくまで相対的なものです。そこを装軌以外の物が(人含む)通ろうとしたら、いったいどうなるのでしょうか?
「仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。」
日本の大半は山岳地帯です。
「90式を大きく超えるものでもないでしょう。中途半端なものを作ったものです。」
ここは貴方の感性による所ですので、何とも言い難いです。
今後この様な事が無いように十分注意してください。
fc2は承認前に内容が見れるでしょうから、その時に一旦メモ帳などにコピーしておくと良いのではないでしょうか。
------
文谷さん、向こうの記事は邪魔であれば消していただいてかまいません。
No title
18:37
URL
編集
19:03
ST核融合炉
URL
編集
商船でも艀を利用すれば済むことです。そりゃあ、輸送効率で港湾とは雲泥の差ですけど、数が多いです。
漁船でも人員や軽装備には十分使えます。というか、過去の上陸作戦で漁船を全く徴用してない上陸作戦って無いのでは?
No title
19:34
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って本出して 息巻いているオッサンって感じだね。
国防に妄想するならいいけど 口出すなよ
おっさん
無理がありすぎる
20:40
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10式はすでに開発終了
重量の面から、明らかに使い勝手が10式のが良い
旧式戦車では新型戦車の相手はできない
この辺りまでで、今更74式でいいって言っても
理由にならない。
実際に配備されている兵器があるのに、わざわざ
旧式兵器で攻めてきてくれるとか思うのは
さすがに能天気というか、頭が悪すぎるので
その辺りは訂正したほうがいい。
10式は74式の代わりなのだが、74式は明らかに
圧倒している、価格もさほど違わない新型
戦車があるのに、90式でよいはなりたたない
それなら、10式の方が更に良い
90式を改造したら、ますます重くて本州では
使えないので、10式って素直な考えで良いと
思う。
対ゲリラも74式でも対応出来るのも程度問題
被害がより少ない方が良いと決まっている。
よりよい選択肢があるのに、それより一段落ちる
選択肢でいいんだって論理が多く、議論として問
題がある。
>優先順位を考えれば、戦車は後回しでOKという証左でしょう。これは。
後回しでOK=要らないでは無い、あれは政治的
な問題が大きい。
>仮に日本が戦車を出すとして、それが山岳地帯であると決まっているわけでもないですね。
山岳地帯で無いとは言えない、また市街地で運用
するのにも、あまり重い戦車は使いづらいですね。
反論ももうちょっと、考えてからにした方が良い
高校生程度であれば許されるが、大学生ともなれば
これでは少々恥かしい。
上から思ったことを順々に書いているので、これも
十分恥かしい文章だけど、まぁ勘弁
No title
22:39
774
URL
編集
装甲が弱い、砲威力が弱い、米軍との弾薬共用ができない、そしてなにより古い。
それに改造するだけで新造費用とどっこいだったっつー前科があるしね。
No title
23:13
ki84
URL
編集
うまく待ち伏せが決まれば勝算が無くはないですが、基本的には分が悪いのは明らかです。
とくに74式ではT90の主砲に対抗できないことが問題です。
戦車は作ればいいが、中の人は作れないことを分かっていますか?
90式なら圧倒できますが、重量による移動の制約によって問題が生じる可能性が長らく指摘され続けたゆえの10式戦車だと理解できてますか?
また、90式の性能で対抗不可能な新型戦車の登場は他国の新型戦車の開発計画をみるに、当分なさそうなのに90式を火力、装甲で圧倒的に凌駕する性能が必要だと主張している根拠を示してください。
No title
04:31
名無し猫
URL
編集
74式の装甲は砲塔前面で約190mm、この装甲ではRPG-29どころかRPG-7にも貫通されかねない値です。都市でゲリラとドンパチするには完全に力不足。ERAを付けるという手もありますが、付近の歩兵を殺傷してしまうという危険がある以上ゴマかしの域を出ません。
近代化改修で電子機器のみ最新型にしても、電力が足りるのか、搭載するスペースがあるのか、という問題が残ります。
それに一番大きな問題として、74式の車体そのものが老朽化(特に走行装置類)し痛みが激しいという点はどうしようもありません。金かけて改修してもまたすぐ新しい戦車を買わなければならなくなります。
以上の点により早急な(ゲリラ戦ならば尚更)本土戦車部隊の10式への更新が望まれているわけです。まさかまた74式戦車レベルのガラクタを新しく買えとは言いませんよね?
No title
04:21
Trident
URL
編集
事情があるにせよ、イスラエルみたいに酷使してるところもあるわけで、74式なんざまだまだ。
No title
16:19
URL
編集
旧式兵器なら、既存の弾薬・整備・支援体制等を(改修度合いによって程度問題はあれど)使い回せる。もちろん中の人の運用・整備等の研修にかかるコストも減る。結果的に安く収まるわけです。例えば元気な愛国者に人気のF-2なんて、双発・大型のF-15Jより運用コストが高くて大変でしょう(機体自体もF-15Jより高価ですが)。何十年も使う正面装備だからこそ、調達時のはした差額なんかよりもサポート面の費用が問題になる。実際戦車の改修なんてどこでもやっています。「海外では戦車が活躍している!だから日本も~」とか言う人って、なぜ「海外では(戦車に限らず)旧式兵器を改修して長く使い続けている」という事実を無視するんでしょうね。
性能に関しては、もちろん74式でも60式無反動砲でも十分。島国でかつ高度な海上哨戒網を持つ日本に大機甲師団が上陸するはずも無く、重装備で固めた大部隊が大都市を占拠するはずも無く、それらを戦車だけで排除するわけでも無い。それこそ愛国者がよく言う「わが国固有の地理条件」を考えれば、自走式の歩兵砲があれば十分です。