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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.08
03
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23:07
Category : 有職故実
 コミケ作業中なのだけど、ニュース見て不図ね。

 「東日本大震災:気仙沼から流された漁船、福井沖で発見」なのだが、これ、船舶放棄で揉める話じゃないのかな。

 船舶が破船した時の制度なんだが、船主がコスト的な理由で船舶を回収できないときに、国際慣習で船舶放棄を認められている。船主は、最悪で船舶分の価値を捨てるだけで責任を追わないで済む慣習。

 今回の漁船、海洋での回収費用は海保から請求はされないと思う。遭難者ではないが、天変地異による流出であり、通常の管理はしていたので、持ち主に責任をはない。海で回収して、港に運ぶまでは無料だと思う。

 しかし、港からの費用は揉めるんじゃないのか。敦賀海上保安部から気仙沼までの輸送費はどうなるのかね。海保は「取りに来い」で終わり。持ち主は、多分「あのフネにそんな金は出せない」となる。海保としては「じゃ、処分してくれ」になるのだが、処分費用もタダではない。10万近くする。そもそも、気仙沼から敦賀に行くのもカネがかかる。そうなると、海に流れた後は諦めていた、要らないから好きにしてくれじゃないのかね。

 その時に、国内法規では船舶放棄できるのだろうかね? 国際法では可能だけど、国内法で適用された話は聞かない。そもそも、それができるなら、FRP廃船は処分されているだろう。まあ、しつこくリクエストが来ると思うよ。なんせ持ち主がハッキリしてしまったわけだから。持ち主不詳ならどうとでも処分できたのだけどね。

 持ち主からすれば「余計なことをしてくれた、金が出て行くだけ」じゃないのかな。いやまあ、誰が悪いわけでもないのだけど。一等良かったのは、沈んでしまうか、沈めてしまうかなのだが、後者も持ち主があるとできない話であるよ。

 まあ、世の中は難しいということだ。
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