- 2023 . 11 «
- 1
- 2
- 3
- 4
- 5
- 6
- 7
- 8
- 9
- 10
- 11
- 12
- 13
- 14
- 15
- 16
- 17
- 18
- 19
- 20
- 21
- 22
- 23
- 24
- 25
- 26
- 27
- 28
- 29
- 30
- 31
- » 2024 . 01
Category : ミリタリー
商船は護衛されると攻撃目標になるのだがね。そのあたりで国際法をご存じないのが、だよもんさんなのだろう。
だよもんさんは、独航商船や民間航空機は護衛されないので危険であると述べている。
しかし、むしろ護衛された商船や民間航空機にあるリスクを承知していない。この点、国際法に対する無知を示すものである。
戦時国際法では、商船や民間航空機は保護されている。商船や民間航空機で攻撃目標となるのは、軍用あるいは戦争遂行努力に含まる商船、軍用として用いらていることが明らかな航空機に限定される。
そもそも、独航商船が攻撃される蓋然性は相当に低い。特に話題となっている、客船のような民間人員輸送に使う船舶は、明確に保護されている。この点は、既存の成文・慣習の国際法を整理したサンレモマニュアル47条でも、客用商船への保護は明確にされている。それを攻撃する無制限潜水艦戦は相当にやりにくい。また、保護があっても、商船側も無闇に戦闘区域を突っ走ったりはしない。特に戦闘区域から民間人を脱出させるときには、普通の商船を無闇に突っ込ませず、安導券や人道用船舶を使う。
航空機も同じで、攻撃されることはまずない。民間航空機は、攻撃対象にならない。(同53) 戦闘区域以外では、保護を期待してよい。戦闘区域ギリギリに飛行したり、間近で戦闘区域に向かう針路を採らない限りは、まず危険性もない。仮に民間人脱出のため、戦闘区域に入るときには医療航空機に準じた扱い(合意した安全コースや安全高度からの進入)を受けられるように調整する。そうでなければ、民間人輸送で戦闘区域に入るような真似はしない。
ただし、商船や民間航空機は、軍隊と帯同しているときは、保護は受けられず、攻撃目標となる。艦隊と陣形を組んでいる商船や、軍隊による護衛を受けている商船・航空機は、攻撃目標となる。サンレモの48条は、艦隊陣形に含まれる船舶は保護の権利を失うとする、それまでの一般的な国際法解釈を条文化したものである。理由としては、商船・民間航空機が陣形内にある、あるいは護衛を受けている場合には、攻撃対象と保護対象を容易に峻別できず、保護される行動に従事していることも確認できないためだ。
つまりは、だよもんさんは全く国際法を理解していないということだ。独航商船や民間航空機は護衛されないと危険であるとする主張は、むしろそちらのほうが危険であることをまったく気づいていない。
結局は、無防備宣言や、戦車無用論や、徴兵制狩りに忙しいので不勉強だということだ。だよもんさんや、そのお仲間は、左派的な匂いに嫌悪感を感じているため、その手の発言を「非現実的である」と、身内の中で論破しようとする。しかし、あまり勉強していないため、その理屈がオカしいことに気づかない。まともな兵隊なら、陸海空での攻撃目標と攻撃してはならない対象くらいは知っているものだ。
だよもんさんが、仕事で使う国際法に無知であるのは、頂けない。商船や民間航空機への保護は、部内通信教育での国際法や、『陸戦研究』の国際法部会の記事、CGSの受験対策で幾らでも出てくる。しかし、だよもんさんは商売で必須の勉強しないで、無防備宣言や、戦車無用論や、徴兵制に論難して勝つためための言いがかりだけを勉強している。まずは、職業人としての自覚は疑われてしかるべきだろう。だよもんさん自信が示唆しているA幹1課程、陸式でいうBとしての役割は果たせないのではないかな。
だよもんさんは、独航商船や民間航空機は護衛されないので危険であると述べている。
だよもん3等兵 @V2ypPq9SqY戦時に日本から海外に向かう船舶、航空機を指していることは、その前のツイートから明らかである。
実際、自衛隊か在日米軍が組織的な護衛した組織的な避難船団なり航空機でも無い限りおとなしく家にいるか避難所なりに避難してる方が安全だと思うが。
2013年8月3日 - 5:42
https://twitter.com/V2ypPq9SqY/status/363640949055815680
しかし、むしろ護衛された商船や民間航空機にあるリスクを承知していない。この点、国際法に対する無知を示すものである。
戦時国際法では、商船や民間航空機は保護されている。商船や民間航空機で攻撃目標となるのは、軍用あるいは戦争遂行努力に含まる商船、軍用として用いらていることが明らかな航空機に限定される。
そもそも、独航商船が攻撃される蓋然性は相当に低い。特に話題となっている、客船のような民間人員輸送に使う船舶は、明確に保護されている。この点は、既存の成文・慣習の国際法を整理したサンレモマニュアル47条でも、客用商船への保護は明確にされている。それを攻撃する無制限潜水艦戦は相当にやりにくい。また、保護があっても、商船側も無闇に戦闘区域を突っ走ったりはしない。特に戦闘区域から民間人を脱出させるときには、普通の商船を無闇に突っ込ませず、安導券や人道用船舶を使う。
航空機も同じで、攻撃されることはまずない。民間航空機は、攻撃対象にならない。(同53) 戦闘区域以外では、保護を期待してよい。戦闘区域ギリギリに飛行したり、間近で戦闘区域に向かう針路を採らない限りは、まず危険性もない。仮に民間人脱出のため、戦闘区域に入るときには医療航空機に準じた扱い(合意した安全コースや安全高度からの進入)を受けられるように調整する。そうでなければ、民間人輸送で戦闘区域に入るような真似はしない。
ただし、商船や民間航空機は、軍隊と帯同しているときは、保護は受けられず、攻撃目標となる。艦隊と陣形を組んでいる商船や、軍隊による護衛を受けている商船・航空機は、攻撃目標となる。サンレモの48条は、艦隊陣形に含まれる船舶は保護の権利を失うとする、それまでの一般的な国際法解釈を条文化したものである。理由としては、商船・民間航空機が陣形内にある、あるいは護衛を受けている場合には、攻撃対象と保護対象を容易に峻別できず、保護される行動に従事していることも確認できないためだ。
つまりは、だよもんさんは全く国際法を理解していないということだ。独航商船や民間航空機は護衛されないと危険であるとする主張は、むしろそちらのほうが危険であることをまったく気づいていない。
結局は、無防備宣言や、戦車無用論や、徴兵制狩りに忙しいので不勉強だということだ。だよもんさんや、そのお仲間は、左派的な匂いに嫌悪感を感じているため、その手の発言を「非現実的である」と、身内の中で論破しようとする。しかし、あまり勉強していないため、その理屈がオカしいことに気づかない。まともな兵隊なら、陸海空での攻撃目標と攻撃してはならない対象くらいは知っているものだ。
だよもんさんが、仕事で使う国際法に無知であるのは、頂けない。商船や民間航空機への保護は、部内通信教育での国際法や、『陸戦研究』の国際法部会の記事、CGSの受験対策で幾らでも出てくる。しかし、だよもんさんは商売で必須の勉強しないで、無防備宣言や、戦車無用論や、徴兵制に論難して勝つためための言いがかりだけを勉強している。まずは、職業人としての自覚は疑われてしかるべきだろう。だよもんさん自信が示唆しているA幹1課程、陸式でいうBとしての役割は果たせないのではないかな。
スポンサーサイト
Trackback
Comment
この後の展開としては
14:39
おひさま
URL
編集
勝てば官軍、謝罪も賠償も必要ないと来るのだと思いますよ。
国際紛争をどう解決するかという視点が欠けてるのだから、おそらく何を言っても無駄。国が滅びるまで消耗戦を続けるつもりなんでしょう。
セカイ系的な終末思想を感じてしまうのは、自分だけですかね?
16:12
URL
編集
No title
10:17
陣羽笛
URL
編集
と反論するのでは?
まあネット上では自称自衛官やら技本の人間は多いし、ブログの内容にあわせて都合よく友人の陸自の1尉やらコマツの友人やらが出てくる人もいるけどね。