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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.08
08
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11:59
Category : 有職故実
 コンビニで見知らぬ子供が宿題の話をしているのを聞くとはなく聞いて思い出したのだがね。

 中学校の時、夏休みの宿題で毎回、「リンカーンは奴隷解放のため」って読書感想文書いて表彰される娘がいた。当時でも「媚を売ってんな」と、今の己であれば「無難に攻めたね」って感じの観想文だったよ。

 で、主張そのものにも胡散臭さを感じていたのだがね。当時は胡散臭いことは分かっていても、何で胡散臭いか、あるいは、どう胡散臭いかを説明できなんだ。

 しかしねえ、この歳になると、漠然とは分かるよ。全体を見ない、誰も反対できないキレイ事並べた個人顕彰をしているところの浅知恵を、胡散臭く思っていたわけだ。それを言って自分が褒められようという動機も気持ち悪けどね。

 今なら簡単に馬鹿にできる。もちろん、リンカーンを馬鹿にするつもりはない。その尻馬に載った、郷原のような発言を馬鹿にできるという意味だ。

 「リンカーンは奴隷解放のため」っという娘っ子の発言は、「東條首相はアジア諸国民の解放のために大東亜戦争を・・・」という頭の悪い発言と、基本的に同じだろうと茶化せるね。

 「戦争の極一側面だけしか見ていないだろう」とも言えるね。南北戦争は、南北それぞれに主張と、利害の対立があった。奴隷解放問題は、大きなものであったが、あくまでもその一側面に過ぎない。

 そもそもリンカーンは、奴隷制を終わらせるために内戦をやったわけじゃないとも言うよ。内戦は南部の離脱を阻止するために始めたわけだ。そして南部が離脱しようとした理由も、州の権限が云々があった。

 嘘か真か、北にも奴隷州があったという。確認していないのでなんとも言えないが、そうだとしたら、戦争を始める理由としては、MU-JYUN・矛盾でありGIMAN・欺瞞じゃないのかね。

 それを真に受けてヨイショするのは、太平洋戦争での東条曰くのアジア諸民族解放とドッコイドッコイじゃないかと。実態はABCD包囲陣キツイ、資源が欲しい、南進ということだけれども、言い様によっては「アジア植民地を解放する」といえないこともない。まあ、解放した植民地は、日本が美味しく頂きますよ以外の何物でもないけどね。

 娘っ子の主張については、東条を避けるなら「『李承晩は自由主義普及のため、停戦には同意しませんでした』と主張するのとも同じなんだろうね」といってもいいか。

 何にしても、誰も反対できないだろうキレイ事を振り回す連中はねえ、今思い出しても馬鹿馬鹿しくて、茶にしたくなるよ。



コミケ前で忙しいので、昔のMIXI日記2012年10月08日を転載しましたよ
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Comment

非公開コメント

No title

>嘘か真か、北にも奴隷州があったという。

ミズーリ、ケンタッキー、デラウェア、メリーランド辺りは奴隷州でしたが、
これは奴隷州でも合衆国から離脱しなかった州もあったと見るほうが妥当ではないかと