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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.08
13
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Category : 未分類
 ジュニア防災検定とやらがあるのだが。金とって防災力とやらを検定して金儲けにしか見えない。

 趣旨には文句はない。「子どもたちが日ごろから防災と減災に深い関心を持ち、意識を高め、自分で考え判断し行動できる「防災力」を身につける」(一般財団法人防災検定協会)とある。ここには文句はない。

 しかし、そこに金儲けの雰囲気は窺われる。団体受験をさせて、一人頭2000-3000円取ろうというアイデアが垣間見える。「いずれは国家資格となる」と誘った怪訝な防災士と同じで、一種の防災ビジネスではないのかね。

 まず、ジュニア防災検定とやらは、個人で受けるものではない。検定の流れを見れば、自分からやりたいものではない。取得したジュニア防災資格とやらも、役に立つようなものでもない。

 検定の流れをみても、七面倒臭い。強制の団体受検を強制されでもしなければ受けない。テスト前に「家族と話し合え、その結果を提出しろ」や「自分の学校や地域の災害について調べて提出しろ」とある。そんな面倒な試験を個人で受ける奴はいない。いても関係者の倅だけだ。

 取得資格となるジュニア防災検定とやらも、とってどうなるものでもない。最初から「ジュニア」と子供向けを標榜している。この点、受けさせられる子供にしても、何の役に立たないこと位は理解する。それを持っていると言う方が恥ずかしい。通信空手の段位並みに、持っていることを隠す資格である。当然、受検、就職の役には立たない。また、漢字検定のような自己満足もない。

 まずは団体受検だけを狙った検定商法である。対象は「本校は防災教育に力を入れています」と言いたい学校向けの商売だろう。試験内容を見ても、防災検定そのものには何の価値も見出せるものではない。学校としては成果品として取得実績が欲しいだけの話だ。

 試験内容を見ても、ホームセンターで防災用品のチラシと大差はない。収納は重心を低くというのは、小学校高学年位なら言われなくとも分かる話である。そしてまた、実用を考えると原則どおり収納できないことも分かる。試験の趣旨なら、棚の下に本をいれろ、上にタオルをおけと言いたいのだろう。だが、普段使いの本を下に入れて、普段使わないタオルを上に仕舞うこともない。そもそも、本とタオルとプラ容器と調味料を同じ棚に置く奴はいない。

 まず、この問題では試験に検定力はない。試験当日、その場で正解を導出できる程度の内容である。そんな試験には意味がない。事前にこれ読んどけとパンフを送れば終わりである。

 こんな検定を受ける必要、あるいは強制受検させる必要はあるのだろうか。

 試験の流れである事前提出や、事後提出は、検定で落とさないための工夫かもしれない。せっかく受検したのに落としたのでは、特に団体受検を強制させた学校ほかに評判が悪くなる。次から受けてくれなくなる。だから、事前・事後の提出物で救済した形をとるための仕組みだろう。

 沿革を見ると、座間市や日大佐野中学が参加しているとの由である。座間市の小中学生や佐野中学の生徒さんが気の毒でならないものであるよ。
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