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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.08
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Category : 未分類
 靖国神社は「雨の九段坂」みたいに年老いたおっ母さんが息子に会いに来る場所でしょう。あそこに行けば、倅に会える。あるいは、一度も見たことのない父に会える。だから、日本人は靖国神社を大事な場所だと思っている。

 そこに、妙ちくりんな政治的主張で参拝するのはおかしな話ではないのかね。「国のために尊い命を落とした英霊に尊崇の念を表するのは当たり前」とは、妙に抽象的な理由にみえるんだよねえ。わざわざそう言って、静謐にすべき場所でありながら、知っていて喧騒を起こすのはどんなものかね。

 戦死者を政治利用している風も見える。「戦争で死んだ人を忘れない」でいいはずが「祖国のために進んで命を捨てた人に感謝する」というのは、一種の政治利用ではないのかね。中の人からすれば、「人の名前を使うのは止めてくれ」だろうよ。だいたい、靖国社に入っている人は、徴兵ほかで引っ張られた人が多い。神様の数でみれば、人の嫌がる軍隊に引っ張られて神様になってしまった人が大多数になっている。

 さらに、神がかり右派のいう、正しい日本のあり方から外れて云々、英霊は何のために命を落としたのか云々みたいな言論もね。本人たちが何も喋れないのをいいことに、好き勝手言っているだけにしか見えない。

 今となっては、オリジンの招魂社部分と分離したほうがいいのではないのかね。靖国神社は、もともとは、維新の大業に準じた人を顕彰する神社、革命戦士の墓だった。その招魂社ならば、多分に、自らすすんで思想に命を擲った人を基準にしてもいいだろう。政治利用されても別意はないだろう。しかし、今の靖国神社では、中にいる神様の9割9分は明治維新以降の戦死者である。そして、その大多数は引っ張られた人たちである、その人達からすれば、政治利用は止めてくれだろう。明治維新での革命戦士は、250万柱の内8000柱程度しかない。残りの、ほとんどノンポリの250万の神様のために、政治活動をしていた8000の神様に引っ越してもらうのは悪い話ではないと思うよ。

 政治主張は、引っ越した先の招魂社なり、維新革命戦士の墓で好きなだけやってもらえばいい。靖国社は静かになる。「あそこに行けば、一度も見たことのない父に会える」といった、一番大事にしなければならない人たちのことを考えれば、そうしたほうがいいのではないのかね。
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Comment

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死者を動員すれば

赤紙も要らず経費不要で格安ということなんでしょう。

本来なら、靖国神社自身が中立性を保たないとマズイことに気付かないといけないのですが、その気配はないです。
あまりに政治寄りになれば、神道そのものからも離れ、一種の新興宗教団体みたいに変容していくでしょうね。
そのときは、国民はついて行けず、見放すと思いますよ。