RSS
Admin
Archives

隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

→ サークルMS「隅田金属」
→ 新刊・既刊等はこちら

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
2013.09
30
CM:1
TB:0
12:00
Category : ミリタリー
 統合部隊にいた時に、部隊の上曹会から出勤時の服装を云々する文書が回ってきた。「ジャージ、短パンにランニングのような、手入れされていない服装で本省に通うのはふさわしくない」という内容。そのなかの「各隊の上曹は服装容儀を指導するように」という文言にカチンと来たことがある。

 そもそも、仕事の時は制服か作業服に着替えるから、実害はない。外で着る私服なんていうのは、あくまでも社会的なドレスコードの話に過ぎない。それに反しているといういっても、社会的な圧力ないし社会としての軽蔑で圧すればいい。命令や指導でどうこうしようというのは誤りである。

 「『ふさわしい服装』ってなんだ」となると、余計におかしな方向に行く。スーツのたぐいは、世間での仕事着であって、通勤服装ではない。通勤服装については、社会的な規範はない。さらに、規定しづらい。襟のついたシャツと折り目のついたズボンと決めると、アロハシャツも認められるし、作業服ズボンもOKになる。しかし、トックリのセーターにジャケットのような服装はダメになる。その辺りは、どうやっても規定しづらく、適当な裁量になってしまう。

 発端は、隊でラッパー志望な感じで通勤するオトッツァンが出たため。スキンヘッドにダボッとした服に帽子をかぶっているのはアレだが、それはそれで様式的には統一されている。みっともないというようには見えないし、手入れは十分されている。

 服装ではなく、ラッパー風なのが気に喰わないのだろう。逆に、宇多丸のように黒スーツにサングラス掛けてきても、適当な理由をつけて文句をつけたのだろう。

 しかも、そのオトッツァンは40を超えた1曹。服装にしても、本人なりの信念あってやっている、あるいは非常識にも筋金が入っている。だから、何を言っても無駄。そんなことを言って人間関係ギクシャクさせるよりも、腕は確かなんだから、気持ちよく仕事をしてもらったほうがいいのではないかと思ったよ。

 隊員にしても過半は1曹以上、当の上曹か、それよりも上の幹部だから、上曹会だって指導も何もできない。幹部でもチャチな迷彩のビニール製ジャンバーとか、Tシャツジーパンがいた。そういった奴には、下士官の集まりの上曹会は何も言えないし、むしろ追従する。逆に気骨のある先任クラスなら、部下はもちろん、自分の上司にも意見する。意見が通らないからといって上曹会に上げて吊し上げしたりはしない。

 防衛省/自衛隊には、隊員の市民権的自由を制限しようというモメンタムがある。上部組織や上位階級からの文句もあるが、それよりも、自分達から望んで、自分達を縛ろうとする動きが気持ち悪い。切実な必要もないのに自由や権利を制限しようとする。その言い出したヤツは、大抵は忠犬面して偉そうにしているのには虫唾が走るものだ。
スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

自衛隊というよりは、日本の権威構造にありがちな構造では? 小生、出入りで公官庁やT電やM菱系の銀行や地所に入ってましたけど、同じような空気ですよ