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- » 2023 . 10
Category : ミリタリー
仮に対日戦で中国が全力で航空戦をやるとした場合、中国側の勝ち目は薄いのではないか。アラアラの計算ではあるが、開戦初日で実質パリティ、4日目でソーティ数で並び、8日目以降は日中戦力は逆転する。
日中の航空戦力は、質で超越する空自と、数で超越する解放軍空軍といった態勢にある。
空自側は質で優れる。戦闘機や兵装での性能、パイロットの技量や、整備能力、AWACSや空中給油機といった優位がある。対中戦での防空を考慮すると、洋上救難体制や、JADGEや陸海空対空ミサイルによる支援も優位にある。ただし、中国に対しては数で劣る。F-15は200、F-2(F-16改良型)は100と、約半分である。
中国空軍は、数で優れる。概ねF-15に対抗できると見られているSu-27系をざっと400、F-16系に対抗できると考えられているJ-10を250保有している。ただし、質的には日本に劣る。Su-27系統はF-15に勝るものではなく、J-10はF-16に優位に立つ機体ではない。中国空軍パイロットの飛行時間は相当短いといわれている。整備能力は特に高いという話はない。実用AWACSは持たず、空中給油機も少ない。また、対日戦での攻勢的航空戦を考慮すると、J-10は航続距離の限界に近く、余裕ある戦闘ができない。日本側とは違い、航空救難や防空システム、対空ミサイルによる支援は期待できない。
一概にどちらが優れているというわけでもない。仮に、日本が中国本土に空襲を掛けても、巧くはいかないだろう。Su-27やJ-10といった新鋭機だけでなく、J-7以降の旧式機も立ち向かってくるし、地対空ミサイルによる攻撃も考慮しなければならない。
ただし、日本での防空戦であれば、日本側が有利な態勢を確保できる。日中両空軍が日本周辺で戦闘するなら、日本側が優位は確実である。使用できる基地数や、そこから戦場までの距離、JADGE、SAM、空中給油、航空救難その他の支援で、日本側は優位にある。中国側としては、航空撃滅戦で戦闘機を地上撃破したいだろうが、日本側の航空基地や、転用可能な民間空港の数から、それらを覆滅するのは難しい。仮に、琉球列島や九州にある航空基地を叩いても、足の長い日本側航空機が本州ほかから防空戦参加を阻止できない。本州西部にある基地や、本州、四国や大東諸島の空港を転用した特設航空基地から、悠々と防空戦に参加する。
対日航空戦では、中国空軍は早期に戦力を損耗し、日本への航空戦が不可能になるのではないか。中国空軍は多数の作戦機を持っているが、態勢上の不利から日本周辺での消耗戦では分が悪い。仮に、日中の損耗比を1:3、日本機が1撃破される間に、中国機が3撃破される。航空戦1日あたり日本の損耗が5%、中国15%とすると、8日目で日中戦闘機数は209:208と同数となってしまう。
航空戦での数的優位も、中国側はなかなかとれない。中国側が数的優位が取れるのは、開戦第一撃だけである。
機体回転率を加味すると、航空戦では日本側が有利になる。日本側は防空戦で進出距離が短く、非常着陸も容易で疲労も少なく整備等後方支援に優れる。中国側はそれがない。日本側が1日3ソーティ、中国側が1日2ソーティとすると、初日の段階で中国はそれほど優位を取れない。中国が優位を取れるのは650機を集中運用できる第一撃だけになる。
ソーティ数でみれば、日本側は開戦第一日でもパリティを確保できる。機体の稼働率を無視した計算だが、日本は初日900ソーティを出せるが、中国は1300ソーティに留まる。空中での戦力比は1:1.4であるが、中国側の圧倒的優位ではない。日本側はJADGEにより優位な対勢を作れるし、SAMによる支援も得られる。中国側は基地攻撃やレーダサイト攻撃にも戦力を吸引される不利がある。日本側防空任務と中国側制空任務の機体数は、1:1に近いものになるだろう。
そして、4日目になると、日中の在空戦力比率は完全にパリティになる。日本側残存機257、771ソーティに対して、中国側残存機399、798ソーティと、ほぼ1:1になってしまう。これでは質的に優位にない中国側は、レーダサイトや航空基地を初め、軍港や交通結節点への対地攻撃の余裕は全くなくなる。対日航空戦をやる意味は相当に失われる。
8日目、日本側209機、627ソーティに対して、中国側208機、416ソーティと、日中比は1:0.66となる。航空機性能や、JADGEほか支援、稼働率を考慮すると、中国側には勝ち目がない。そもそも、ここまで消耗する前に中国側は対米戦や、日本側空襲、それ以外との戦闘に供えて戦力温存を図るだろう。

これに機体稼働率を加味すると、中国側はさらに悲惨になる。日本側稼働率を0.8、中国側を甘めに見て0.7とすると、一日早い3日目にソーティ数が648対656とパリティになる。東側航空機の耐久性や、その運用、整備思想から、稼働率が維持できるのは、実際は3日が限度となる。3日目以降の稼働率が、日本側0.7、中国側0.5に低下すると、8日目のソーティ数での戦力比率は450:200になってしまう。
また、日本側には、航空戦に使える予備戦力がある。50機のF-4も、防空任務に随時投入可能である。在日米軍の米空軍90機、海兵隊40機も、防空ほか航空撃滅戦や含む航空戦に投入可能である。空母に搭載される米海軍戦闘機約50機も、防空にもその他航空作戦にも参加できる。他にも、米国からの戦時増援は、少なくとも空軍戦闘機で50-100、空母1-2隻はある。
これらから、中国には全面対日戦は相当に困難である。仮に日中の損耗比や一日の損耗率、ソーティ数や稼働率が多少変動しても、中国空軍には対日航空戦での勝ち目はない。中国は対日戦で制空権を、言い方を変えれば絶対的航空優勢をとることはできない。※ それからすれば、中国軍による日本本土侵攻は初手で躓くということだ。中国脅威論で、日本本土防衛を云々してもこんなものである。
日本軍事力は強力であり、周辺国による本土上陸は無理な相談だということだ。本土防衛にしか使えない戦力を更に積み増しても無駄な話である。日本の安全保障上の問題はグローバル化している。陸自の戦車みたいな本土防衛にしか使えない戦力を作るよりも、その資源を外洋やその向こうで使える戦力に投入したほうが良い。
※ 尖閣諸島や先島諸島でも中国は制空権を打ち立てられない。仮に尖閣諸島での航空優勢が中国ベースになっても、日本側は任意の時期に航空戦力を集中運用することにより、航空優勢を奪うことができる。一時的な航空優勢で上陸戦なんかできやしないが、通り魔的な攻撃で上陸戦を頓挫させることはできる。
日中の航空戦力は、質で超越する空自と、数で超越する解放軍空軍といった態勢にある。
空自側は質で優れる。戦闘機や兵装での性能、パイロットの技量や、整備能力、AWACSや空中給油機といった優位がある。対中戦での防空を考慮すると、洋上救難体制や、JADGEや陸海空対空ミサイルによる支援も優位にある。ただし、中国に対しては数で劣る。F-15は200、F-2(F-16改良型)は100と、約半分である。
中国空軍は、数で優れる。概ねF-15に対抗できると見られているSu-27系をざっと400、F-16系に対抗できると考えられているJ-10を250保有している。ただし、質的には日本に劣る。Su-27系統はF-15に勝るものではなく、J-10はF-16に優位に立つ機体ではない。中国空軍パイロットの飛行時間は相当短いといわれている。整備能力は特に高いという話はない。実用AWACSは持たず、空中給油機も少ない。また、対日戦での攻勢的航空戦を考慮すると、J-10は航続距離の限界に近く、余裕ある戦闘ができない。日本側とは違い、航空救難や防空システム、対空ミサイルによる支援は期待できない。
一概にどちらが優れているというわけでもない。仮に、日本が中国本土に空襲を掛けても、巧くはいかないだろう。Su-27やJ-10といった新鋭機だけでなく、J-7以降の旧式機も立ち向かってくるし、地対空ミサイルによる攻撃も考慮しなければならない。
ただし、日本での防空戦であれば、日本側が有利な態勢を確保できる。日中両空軍が日本周辺で戦闘するなら、日本側が優位は確実である。使用できる基地数や、そこから戦場までの距離、JADGE、SAM、空中給油、航空救難その他の支援で、日本側は優位にある。中国側としては、航空撃滅戦で戦闘機を地上撃破したいだろうが、日本側の航空基地や、転用可能な民間空港の数から、それらを覆滅するのは難しい。仮に、琉球列島や九州にある航空基地を叩いても、足の長い日本側航空機が本州ほかから防空戦参加を阻止できない。本州西部にある基地や、本州、四国や大東諸島の空港を転用した特設航空基地から、悠々と防空戦に参加する。
対日航空戦では、中国空軍は早期に戦力を損耗し、日本への航空戦が不可能になるのではないか。中国空軍は多数の作戦機を持っているが、態勢上の不利から日本周辺での消耗戦では分が悪い。仮に、日中の損耗比を1:3、日本機が1撃破される間に、中国機が3撃破される。航空戦1日あたり日本の損耗が5%、中国15%とすると、8日目で日中戦闘機数は209:208と同数となってしまう。
航空戦での数的優位も、中国側はなかなかとれない。中国側が数的優位が取れるのは、開戦第一撃だけである。
機体回転率を加味すると、航空戦では日本側が有利になる。日本側は防空戦で進出距離が短く、非常着陸も容易で疲労も少なく整備等後方支援に優れる。中国側はそれがない。日本側が1日3ソーティ、中国側が1日2ソーティとすると、初日の段階で中国はそれほど優位を取れない。中国が優位を取れるのは650機を集中運用できる第一撃だけになる。
ソーティ数でみれば、日本側は開戦第一日でもパリティを確保できる。機体の稼働率を無視した計算だが、日本は初日900ソーティを出せるが、中国は1300ソーティに留まる。空中での戦力比は1:1.4であるが、中国側の圧倒的優位ではない。日本側はJADGEにより優位な対勢を作れるし、SAMによる支援も得られる。中国側は基地攻撃やレーダサイト攻撃にも戦力を吸引される不利がある。日本側防空任務と中国側制空任務の機体数は、1:1に近いものになるだろう。
そして、4日目になると、日中の在空戦力比率は完全にパリティになる。日本側残存機257、771ソーティに対して、中国側残存機399、798ソーティと、ほぼ1:1になってしまう。これでは質的に優位にない中国側は、レーダサイトや航空基地を初め、軍港や交通結節点への対地攻撃の余裕は全くなくなる。対日航空戦をやる意味は相当に失われる。
8日目、日本側209機、627ソーティに対して、中国側208機、416ソーティと、日中比は1:0.66となる。航空機性能や、JADGEほか支援、稼働率を考慮すると、中国側には勝ち目がない。そもそも、ここまで消耗する前に中国側は対米戦や、日本側空襲、それ以外との戦闘に供えて戦力温存を図るだろう。

これに機体稼働率を加味すると、中国側はさらに悲惨になる。日本側稼働率を0.8、中国側を甘めに見て0.7とすると、一日早い3日目にソーティ数が648対656とパリティになる。東側航空機の耐久性や、その運用、整備思想から、稼働率が維持できるのは、実際は3日が限度となる。3日目以降の稼働率が、日本側0.7、中国側0.5に低下すると、8日目のソーティ数での戦力比率は450:200になってしまう。
また、日本側には、航空戦に使える予備戦力がある。50機のF-4も、防空任務に随時投入可能である。在日米軍の米空軍90機、海兵隊40機も、防空ほか航空撃滅戦や含む航空戦に投入可能である。空母に搭載される米海軍戦闘機約50機も、防空にもその他航空作戦にも参加できる。他にも、米国からの戦時増援は、少なくとも空軍戦闘機で50-100、空母1-2隻はある。
これらから、中国には全面対日戦は相当に困難である。仮に日中の損耗比や一日の損耗率、ソーティ数や稼働率が多少変動しても、中国空軍には対日航空戦での勝ち目はない。中国は対日戦で制空権を、言い方を変えれば絶対的航空優勢をとることはできない。※ それからすれば、中国軍による日本本土侵攻は初手で躓くということだ。中国脅威論で、日本本土防衛を云々してもこんなものである。
日本軍事力は強力であり、周辺国による本土上陸は無理な相談だということだ。本土防衛にしか使えない戦力を更に積み増しても無駄な話である。日本の安全保障上の問題はグローバル化している。陸自の戦車みたいな本土防衛にしか使えない戦力を作るよりも、その資源を外洋やその向こうで使える戦力に投入したほうが良い。
※ 尖閣諸島や先島諸島でも中国は制空権を打ち立てられない。仮に尖閣諸島での航空優勢が中国ベースになっても、日本側は任意の時期に航空戦力を集中運用することにより、航空優勢を奪うことができる。一時的な航空優勢で上陸戦なんかできやしないが、通り魔的な攻撃で上陸戦を頓挫させることはできる。
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No title
15:57
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23:44
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本土で戦車の活躍が見たくてたまらないんでしょう。
21:01
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No title
13:59
Flint_Lock
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日中の交戦が空中や海上に限定される場合は、ご指摘の通り日本有利になると思います。しかし地上への攻撃も行われる場合は、中国軍の巡航ミサイル、弾道ミサイルによる飽和攻撃が予測されていますね。
吉富望・陸将補は退官後に論文でこう述べています。
https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-07-12
「中国軍は・・・有事には第1列島線に所在する航空基地に対して大規模なミサイル攻撃を行うと考えられている。その場合、米軍や第1列島線諸国軍の航空戦力は、こうした攻撃で早期に壊滅することを避けるため、ミサイル攻撃等を受けにくい第2列島線の航空基地に退避し、そこから第1列島線付近に飛来して作戦を行うこととなる」
実際に米軍は、それに対応した準備を行っています。
米国防省高官ブリーフィング 中国と紛争に至ったら、「在日の米軍戦闘機は、地域の10以上の島々に分散後退させる」
https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-11-02
嘉手納基地所属の戦闘機、空中給油機、空中警戒管制機等の一団が、グアム基地に機動展開訓練
https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-06-25
A2AD脅威下の作戦拠点グアム基地 抗たん性強化
https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-30-1
航空自衛隊の基地や装備は、開戦冒頭の中国軍のミサイルの飽和攻撃で、大きな損害を受けるのではないでしょうか。特にAWACS が損害を免れるのは、困難だと思います。開戦前に民間空港に分散配置する運用ができれば、損害を免れるかもしれませんが、そうした準備はなされていないのではないでしょうか。
Re: No title
15:11
文谷数重
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> 文谷さんの指摘は、中国軍の巡航ミサイル、弾道ミサイルによる攻撃を考慮していませんが、それはなぜでしょうか。
>
> 日中の交戦が空中や海上に限定される場合は、ご指摘の通り日本有利になると思います。しかし地上への攻撃も行われる場合は、中国軍の巡航ミサイル、弾道ミサイルによる飽和攻撃が予測されていますね。
>
> 吉富望・陸将補は退官後に論文でこう述べています。
> https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-07-12
> 「中国軍は・・・有事には第1列島線に所在する航空基地に対して大規模なミサイル攻撃を行うと考えられている。その場合、米軍や第1列島線諸国軍の航空戦力は、こうした攻撃で早期に壊滅することを避けるため、ミサイル攻撃等を受けにくい第2列島線の航空基地に退避し、そこから第1列島線付近に飛来して作戦を行うこととなる」
>
> 実際に米軍は、それに対応した準備を行っています。
>
> 米国防省高官ブリーフィング 中国と紛争に至ったら、「在日の米軍戦闘機は、地域の10以上の島々に分散後退させる」
> https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-11-02
>
> 嘉手納基地所属の戦闘機、空中給油機、空中警戒管制機等の一団が、グアム基地に機動展開訓練
> https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2014-06-25
>
> A2AD脅威下の作戦拠点グアム基地 抗たん性強化
> https://holyland.blog.so-net.ne.jp/2015-04-30-1
>
>
> 航空自衛隊の基地や装備は、開戦冒頭の中国軍のミサイルの飽和攻撃で、大きな損害を受けるのではないでしょうか。特にAWACS が損害を免れるのは、困難だと思います。開戦前に民間空港に分散配置する運用ができれば、損害を免れるかもしれませんが、そうした準備はなされていないのではないでしょうか。
No title
16:19
Flint_Lock
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たとえば、一時的にでも、空自のE-767の全機、E-2Cの半数が運用不能になったとしたら、空自の質的優位は相当に損なわれるのではないでしょうか。
現時点では自衛隊は敵地への巡航ミサイル攻撃の能力がありませんので、そこは米軍に依存するしかないですが、中国軍としては米軍の攻撃参加を抑止する方針を取るでしょう。
具体的には、中国軍は攻撃目標を自衛隊の基地に限定して、在日米軍基地は目標としない。もし米軍が中国に対して巡航ミサイル攻撃を行う場合は、在日米軍基地だけでなくグアム基地も目標とする、と米国に対して警告することが考えられます。
尖閣や沖縄をめぐる戦闘で、米国が中国の基地に対して攻撃を行うことは、政治的に大きなハードルとなるのではないでしょうか。
文谷様へ
18:35
被本塁打大王
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米軍だけでなく自衛隊も巡航ミサイルを保有する模様。これで対中航空戦はますます日米側に有利になる!?
長射程の巡航ミサイル検討 敵基地攻撃も可能
https://mainichi.jp/articles/20171206/k00/00m/010/137000c
日本、国産巡航ミサイル開発に意欲
https://jp.sputniknews.com/opinion/201711234306494/
ただ、「国産」と言うのがねえ。どうしても、C-2輸送機や62式言うこと機関銃などダメ兵器を連想しちゃいます…orz私は自虐史観の持ち主なのだろうか?w
長距離対地投射兵器対策さえできれば、とりあえず日中の戦力比は保てる
11:06
Suica割
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そこそこの性能の戦闘機(グリペンや16クラス。場合によれば、韓国製のあれ(名前忘れました。)クラス)もそろえ、巡航ミサイルを撃ち落としてもらう。
いざというときの対地攻撃、迎撃空戦などにも使う。
迎撃性能特化型の地対空、艦対空ミサイルの増強。
落とせるかどうかを重視して、射程については、妥協する。
艦については、発射機つきのミサイルキャリアで構わない。(運んで撃てればいいので、最低水準として、貨物船に毛を生やした程度でいい。)
このドクトリンは戦車教団の信者は嫌がるだろうな。
でも、頭を押さえられたら戦車って、活躍出来ないから、対空対策を無視してはいけないのですよ。
空自、海自を長持ちさせるだけ自分達も生存確率が上がることや、対地攻撃をさせないことが地上戦に有利になることを戦車教団は理解してないですからね。