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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2013.11
27
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Category : 未分類
 中国が設定した防空識別圏については、海自機が毎日飛んでいる。東シナ海での監視飛行は報道されているどおりである。別に公海の上空を飛ぶわけの話であるし、なんのこともない。これからも国際法の許すとおり、東シナ海で監視飛行を続けるだけである。

 米国がB-52を飛ばしたことも、それと同じことである。中国が領海を主張する九段線では、各国はそれを木にせず普通に商船や軍艦を行動させている。それと変わることはない。特にJSFさんのように、ことさら「挑発」云々と評するのは、センスに欠けるものだろう。
JSF Хибики‏@obiekt_JP
いきなりグアムの戦略爆撃機が中国を挑発に行ったのかー、アメリカさん気軽にそういう事しちゃうのね・・・
2013年11月26日 - 8:56
https://twitter.com/obiekt_JP/status/405379632418918400
まず、いままで中国は自由航行について、国際法やコンセンサスに反した行動はしていない。JSFさんは、これまでの中国による強硬な領海主張と、実効性を伴わない、なし崩しな支配の落差を知らない。だから、JSFさんはそのような発言をしてしまうのだろう。

 中国による主張は、口先は強硬なものであるが、実施はしないという落差がある。先ほどあげた九段線や、かつての台湾海峡ダッシュがそれである。今回の防空識別圏も、レーダに補足されれば監視機が上がって来るだろうが、実際に攻撃するとは考え難い。実際に、米国ほか(たとえば豪)が自由航行の権利を確認しても、中国は手出しをしない

 しかも、B-52による行動は「挑発」というほどのものでもない。行動も、沿岸ギリギリというものでもない様子である。防空識別圏に入って、中国からレーダで見える程度の距離まで近づいて帰ってきた程度の話だろう。そこに、とりたてた危険性はない。

 JSFさんが述べる「挑発」云々とは、コレフ海峡事件のような緊張感を伴うものを言う。コレフ海峡事件とは、アルバニアが主張する領海で、アルバニアが機雷敷設をした、それに対して、英国は国際海峡であるとして掃海を強行して通り抜けた事件である。最低でも、空母を含む艦隊を組んで台湾海峡を通過するようなものをいう。防空識別圏に入って出るくらいでは、どうやっても「挑発」に値するものではない。

 中国にしても、極端に強硬にでてくることは考えられない。中国も、あくまでも防空識別圏と名づけている。領空といったわけではない。そのなかでの強制にしても指示の上、従わなければ防御的緊急措置をするというものだ。確かに防空識別圏での強制云々とは、いつもの国際社会に眉を潜められるのセンスに外れた発言である。だが、いきなり落とすとはいわないあたり、通例の中国側発言としては比較的穏当である。仮に日米機を見つけたとしても、嫌がらせをするあたりだろう。そして、公海上での嫌がらせは、いろいろな国で行われることで、対して目くじらをたてるものでもない。



 まあ、B-52で「挑発」云々というのなら、沿岸12マイルぎりぎりまで寄るとか、向首目標を上海や舟山に向ける、台湾海峡ダッシュでようやくじゃないのかね。それくらいやらないと挑発なんて言わない。外国ニュースを日本語に直すだけで自分の意見を足さない御仁だから「俺の訳したニュースはスゲー内容、なんせ挑発だぜ挑発」みたいな価値付けしかできないんだろうね。
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JSFさんは日本の軍オタで一番知名度があるけど、突っ込み所が多すぎですわ。