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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

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文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

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2013.12
09
CM:3
TB:0
12:00
Category : ミリタリー
 機雷戦の記事を見ると、いつも最新鋭機雷が紹介されている。海底から艦船めがけて上昇する上昇機雷やロケット式機雷、目標を感知して短魚雷を発射するホーミング魚雷のたぐいに紙幅をさいて紹介している。

 しかし、あの手の高級機雷はメインストリームではない。まず、高価であるので使いにくい。さらに、感応が怪しいという問題もある。

 高級機雷は、大抵は大水深で使うものなので、感知が難しい。感応機雷として、一番安定して使える感応方式は磁気だが、水面からあまりにも遠い。距離の関係から磁気量変化もそれほど得られないのでまず使えない。水圧や振動も同じ。勢い音響(水の変動としてみれば水圧や振動と同じだが)になるのだが、音響は海水状況で伝わったり伝わらなかったりする。※

 結局、多用されるのは、沈底式感応機雷と繋維式触発機雷になる。だが、機雷記事では古臭いのか、あまり紹介されないのは何だと思った。機雷発火にいたるシーケンスのロジックとか、機械掃海具を引っ掛け、切断するオブストラクターとかあるのだけれども、まずは紹介されていない。

 対機雷戦では、まずはその両者への対応がメインとなる。だが、紹介記事ではやはり最新手段や高度技術についてを知らせるものになりやすい。掃討戦の基本と、繋維掃海を説明するような記事がいると思うのだけどね。

 あとは、最新の対機雷戦艦艇を哨戒するだけではなく、それまでの対機雷戦艦艇との比較が必要なんじゃないのかと思うのだけどね。海自最新掃討艇はエライ、スゴイだけではなく、それまでにあった問題点と比較したり、あまりにも致命的な問題があったこととかも述べなければならないと思うのだけれどもねえ。



※ 魚雷を組み込んだタイプの機雷は、概ね敵潜水艦だけを相手にすることになっている。知らないから言える話だけど「音響の海面反射とかそういったのを使っている、だから潜行中の潜水艦しか相手できない(想像だよ)」のではないかとか思うんだけどね。さらに、ある程度の騒音レベルを持つ原潜だけしか相手にできないとか。電池航走する通常潜水艦は全く駄目とかとういう想像もね
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デビューおめでとうございます

軍事研究 2014年1月号
http://gunken.jp/blog/
ペルシャ湾遅れをとった掃海部隊
『実力世界一』に返り咲いた海上自衛隊
海自のシステムは掃海が中心だった。掃海と掃討の違い、対機雷戦の基本戦術を解説
文谷数重

それはそうと、プロデビューおめでとうございます。

No title

一見近代的された兵器が出現するとそれ以前のものは原始的と見なされて往々にして無視されるが
そうでもないと思いますよ。
機雷、地雷の類はその典型でその海域や地域に"ある"というだけで効果てきめんなんです。
ボフォースロケットなんていうのもその手ですね。