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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2013.12
29
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Category : 未分類
 IS二期、アレで終わりだと思いませんでした。今週録画してないことに気づいたけど、先週のアレで終わっていたとは。

 しかたがないので原作小説読んだのだけれども。やっぱ、山田真耶の外伝『六十四の瞳』が一番いい。やはり泣いてしまう。

 なんといっても、後編ですね。16年後に、山田先生が学校に復帰したあとかね。

 新入生の点呼で、氏名を読み上げるときに「織村…織村さんのお母さんは千冬さんですか?」「篠ノ之さんのお母さんて」「そう、箒さんの娘さんなのね。もうこんなに大きくなって」といって泣いちゃうとこ。かつては巨乳先生と言われていた胸も垂れ気味になってしまってもなお、昔のように泣き虫先生と囃されるところは、今のラノベにない出色です。

 このあたりに繋がる伏線が、アニメ2期でことごとくなかったことにされたのは残念でした。

 まず、千冬や箒、シャルの服装が変わらないとこ。修学旅行までの三月四月を必死に隠していたのが、三学期に入ると隠せなくなってきたあたりを全部省略している。

 シャルロット回はまるごとなかったことにされてしまった。シャルのエピソードは、第三期、十六年後をやるのに絶対に必要なはずです。でも、萌えにブヒれなくなるから、千冬、箒、シャルのエピソードをオミットするのは、改悪以外の何物でもないです。

 実は厳格なカソリックだったから、他人ごとのような無責任な発現を聞いて、逆上して本気で一夏を刺そうとするところとか。逆に何かの怒りに取り憑かれて、殺す気で一夏を折檻する千冬のその土手っ腹に「一夏はなにも悪くない」と出刃で文部大臣極めようとするところとかね。逆説的だけども、シャルがいい娘だなあというエピソードを全部省略しているのは、アニメ版の残念なところでした。このあたり、マンガ版(漫画ゴラクとアサ芸)に期待するしかないでしょうねえ。

 その深い愛のエピソードをやらないと、十六年後のシャルの幸せに結びつかないでしょう。「面接に行くから背広代寄越せ」という一夏に、いうがままにお金渡したり、その夜に「なにが新装開店だ、新台のくせに出ない」と暴力を振るわれても何も抵抗しない。でも「籍を入れて」と言うと完全に無視されてしまい、隠れて泣いたりする。でも、たまに万舟とってお寿司もって帰ってくると「やっぱりボクの一夏は天才だよ」と喜んだりする。「マア本人は幸せなんだろうね」というアレができない。

 ラウラの改造手術もやらなかったもアニメ版の罪でしょう。混乱だけを目的に篠ノ之博士が唆した新技術、「平和への罪」の非道も明らかにしないのは明らかに手落ちです。

 だいたい、そうしなければ、16年後の同窓会に、いきなり白い杖をついて入って来るラウラの説明が付かない。「こっち座りなよ」と手を引いた鈴音が、山田先生の隣に座らせて、そこで修学旅行の時の写真を手渡してからの、あのクライマックスのシーンができません。

「私はこの写真だけは見えるんだ、真ん中が一夏、右が織村教官、反対側は山田先生…」と微笑みながら指差すんだけど、セシリアが「写真が逆さまでしてよ、ラウラ」っていいながら泣いちゃって、みんな貰い泣きとか、どうしてくれるんだと。




 と、同人誌のあとがきに書ききれない部分というか、シャワー浴びていて思いついた、いや思い出した原作エピソードです。まあ、なんでこんなことを書くのかわかりませんけど、同人誌製本していて辛くなった現実逃避でしょうね
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