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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.01
19
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17:51
Category : 未分類
 弾庫で思いだしたが、武器庫に似たものについての相談も受けたことがある。

 ひとつは、◯◯においてある小規模基地の火薬保管庫整備。そこには弾庫がないので、一般家庭同様に、弾薬は800発しか保管できない。だから簡易な火薬庫を整備してくれというもの。

 簡易な火薬庫は知事許可なので、都道府県に話に行ったらすぐに許可の取り方を教えてくれた。ロッカー程度でいいということなのだが「じゃあ己の家の弾薬ロッカーで、何故800発しか保管できないのか」といいたくなったよ。まあ、保管しても600発だけどね。

 もう一つは音楽隊からの要求。横須賀音楽隊なのだが、木質の楽器を保存する保管室を作りたいといわれた。「こっちから(サボりも兼ねて)行くからいいよ」と言ったのだが、先方が恐縮して、三浦半島の反対側から准尉サンか先任が見えて相談をしていった。時間調整でお茶でも飲んでいて、その案内なのか、人事にいた音楽員曹長さん(割りとよく一緒にOP当直に立っていた)も一緒。ついでだから座って行きなさいよと話を聞くのだがね。まあ、どっちもどうしていいものやら分からない。

 一般的な「相場がないよね」というと、「他所でもないですね」という。民間での保管庫のカタログかなにかというと、楽器が多すぎるのであんな指物程度じゃ収まらないとのいう。じゃ「温湿度を一定にする」とか「日光が当たらない」とかそういった条件調べてというと、人事の曹長さんが「まー、あたしらチンドン屋なんで、そこのあたりはよくわからんですねえ」とのこと。

 まあ、曹長さんにはいろいろお世話になっていたこともあった。だから「じゃ、博物館の保管庫と同じ条件で、適当にドガチャがした数字を見つけるからあとは、配置場所と間取りのポンチ絵と、楽器数とポンチ絵と必要性を書いてくれ」といった。ポンチ絵があればこっちで作図する。設備とかの引き回しもこっちで勝手に書く。(どうせそのとおりには出来ない) という話になった。

 で、音楽隊のオトッツァン、これで木管の武器庫ができると喜んでいるのだが。それで勘違いされても困る。「できるのは要求資料だけ、あとは隊長からプッシュしないと絵に買いた餅、具体的にどう困るかを針小棒大にして極端に伝えさせろ」と、己と人事の曹長さんから2プラトーン攻撃を掛けといた。ついでに音楽隊の地面持ちの教育隊司令にも泣きつけとね。



 そいや、幹部候補生学校の武器庫、どうみても昔の便所だろうと思っていたのだが、結局調べようと思って調べていないことを思い出した。いつも小銃とトンプソンの2丁持ちで往復したことを思い出すよ。小銃の正規番号は忘れたが、テプラで貼った非正規の小銃番号84番だった。
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