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Category : 未分類
JSF氏の上陸作戦観は「ゆとり上陸作戦」とでもいうべきものでしょう。
氏は「対上陸戦が戦車の質で決まる」という結論を出すために、上陸戦の成功条件をひたすら甘やかしています。結局は、日本の海空自衛隊戦力も、日米安保の存在も無視している。ただひたすら相手国に異様に甘くしています。氏は従来の上陸戦の歴史を顧みていないのです。
この点から、JSFの上陸見積は「ゆとり上陸作戦」でしょう。
ただ、今回の批判で注目すべき点が一つあります。JSF氏は『中国海軍の揚陸戦力』で、揚陸艦の最大搭載能力を単純に合算していましたが、今回はビーチングでの輸送量制限率について言及しています。
ただし、肝心の輸送船の喫水について誤認しており、制限率を甘めにしている点も、やはり「ゆとり上陸作戦」です。
結局のところ、私の見積に対して批判するだけで、上陸正面も、上陸戦力も示していません。具体的な話となると、それほどのバリエーションもなければ戦力差もないことが明らかになってしまう。そうすると「対上陸戦が戦車の質で決まる」という従来の主張が崩れてしまうからです。
『隅田金属ぼるじひ社の間違った揚陸戦見積もり』についての反論は、以下のとおりです。
> LSM
速力・耐航性から上陸第一波に参加しがたいものがあります。中国LSMの速力は最大で14kt。シー・ステートが悪化すれば速力も定針性も一気に悪化します。よほどの「ゆとり」的好天でなければ、船団速力は10kt以下に低下してしまうでしょう。その分、日本海空戦力の脅威にさらされる時間は増えてしまいます。
また、私は『中国の揚陸戦力(台湾海峡限定)』の中で、中国LSM参加の可能性を考慮しています。LSTのビーチング搭載量制限を1/2と高めに見積もったのは、一部LSMが参加した場合の輸送量を上乗せしたものです。
> Yutin級は基準排水量(3400トン)と満載排水量(4800トン)の差が少なく、喫水が3mと浅くなっています。
JSF氏の挙げた大戦型LSTの「喫水4.3m」は、ツリム時の数値です。ビーチングのために艦首を上げ、艦尾を下げた、「ウイリー」の状態でのスクリューの深さです。大戦型LSTの平均喫水は2m程度に過ぎません。
むしろ、Yutingの方が重く、喫水も+1m深い。それに気づかなければならないでしょう。Yutingは外洋での耐候性を追求し、大型かつ丈夫に作られたためです。Yutingの方が船体サイズに比して喫水が深い。その分、大戦型LSTよりもビーチング搭載量は限定されるとも考えられるでしょう。
> 水陸両用戦車やホバークラフトなら沖合で洋上発進出来るので、ビーチングしなくても揚陸作戦は可能です。
ドック型揚陸艦とは異なり、LSTではバウ・ランプを海面下までもっていけない。その場合にはヒーブツーもできない。下手に海水を入れると、自由液面効果の危険が発生する。LSTタイプでは、相当に平穏な海域でなければ水陸両用車両はへん水できません。
参考として上げた写真の海面も波もウネリもありません。おそらく揚陸艦も着底しているのではないでしょうか。おそらく洋上発進と言えるほど沖合ではないでしょう。また水陸両用車両を用いるということは、海岸に上陸する兵力は兵員輸送型の数に限定される。兵員搭載量×上陸成功数に限定されることになる。従来予想よりも減少するでしょう。
あと、これは主力戦車は来ないということですね。こちらの戦車が旧式でも問題はないことになります。
> 例えば(隅田金属削除)演習(隅田金属削除)の想定では福岡に着上陸されています
相手は中国付近に存在する国ではないということなのでしょう。おそらく違う国かもしれません。そもそも日本と中国は友好関係にありますが、日本と韓国はさらに親密な関係にあります。日韓ともに米国との軍事同盟を結んでいるわけです。その間にある対馬海峡を、上陸船団がノコノコ通れると思っているのですか?
> Ro-Ro船というものは各種サイズが揃っています
瀬渡しや沿岸用の小型船を連れてくるつもりでしょうか?
喫水が浅いということは耐航性も劣り、搭載能力も劣ります。速力も遅く、上陸船団の足手まといです。搭載能力の小さい船を何回も繋留替えするのも面倒です。
少なくとも1万トンクラスの高速船を連れてこないと、所要をカバーできないでしょうし、効率も悪いでしょう。各種サイズの内、小型ではどうしようもない。
あと商船について。
JSF氏には、周辺国揚陸能力の数的劣勢は自説に不利ですので、どうにかして商船を使いたいという焦りなのでしょう。そこでフォークランド紛争を引き合いに出しています。
しかし、上陸戦の経験をほとんど持たない周辺国に、英国のような徴用商船のコンバーションのノウハウはありません。そして日本側海空戦力はアルゼンチン海空戦力の比ではありません。さらに日本海空軍力は至近の国内基地を利用することができます。
JSF氏の、商船で日本上陸を行えるという見通しは甘すぎるのです。やはり「ゆとり上陸作戦」です
> 「港湾は簡単に使用不能に出来る」と根拠も無く言い張るのも止めて下さい。
相手が使える港湾は限定される。予め封鎖船を用意しておけばそれでOKでしょう。孔を空けて木栓でも突っ込んでおけばよい。相手の上陸必至となったら沈めるだけの話です。JSF氏が、それができないと考える理由がわからない。
だいたい、敵港湾は簡単に利用できません。港湾です。水路は狭い。2隻すれ違うことができるかどうかです。そこに閉塞船があれば通れませんし、岸壁際に閉塞船をいれておけば利用はできません。
なんで簡単に港湾が利用できると考えているのか、その根拠の方が脳天気です。
> ・・・あんまり馬鹿な事言ってると、萎えますよホント。
海空戦力を考慮せず、後続の補給維持を考慮しない。このJSF氏の発想こそが「ゆとり上陸作戦」です。上陸戦と対上陸戦を戦車だけに収斂させようとする方が「馬鹿な話」でしょう。
氏は「対上陸戦が戦車の質で決まる」という結論を出すために、上陸戦の成功条件をひたすら甘やかしています。結局は、日本の海空自衛隊戦力も、日米安保の存在も無視している。ただひたすら相手国に異様に甘くしています。氏は従来の上陸戦の歴史を顧みていないのです。
この点から、JSFの上陸見積は「ゆとり上陸作戦」でしょう。
ただ、今回の批判で注目すべき点が一つあります。JSF氏は『中国海軍の揚陸戦力』で、揚陸艦の最大搭載能力を単純に合算していましたが、今回はビーチングでの輸送量制限率について言及しています。
ただし、肝心の輸送船の喫水について誤認しており、制限率を甘めにしている点も、やはり「ゆとり上陸作戦」です。
結局のところ、私の見積に対して批判するだけで、上陸正面も、上陸戦力も示していません。具体的な話となると、それほどのバリエーションもなければ戦力差もないことが明らかになってしまう。そうすると「対上陸戦が戦車の質で決まる」という従来の主張が崩れてしまうからです。
『隅田金属ぼるじひ社の間違った揚陸戦見積もり』についての反論は、以下のとおりです。
> LSM
速力・耐航性から上陸第一波に参加しがたいものがあります。中国LSMの速力は最大で14kt。シー・ステートが悪化すれば速力も定針性も一気に悪化します。よほどの「ゆとり」的好天でなければ、船団速力は10kt以下に低下してしまうでしょう。その分、日本海空戦力の脅威にさらされる時間は増えてしまいます。
また、私は『中国の揚陸戦力(台湾海峡限定)』の中で、中国LSM参加の可能性を考慮しています。LSTのビーチング搭載量制限を1/2と高めに見積もったのは、一部LSMが参加した場合の輸送量を上乗せしたものです。
> Yutin級は基準排水量(3400トン)と満載排水量(4800トン)の差が少なく、喫水が3mと浅くなっています。
JSF氏の挙げた大戦型LSTの「喫水4.3m」は、ツリム時の数値です。ビーチングのために艦首を上げ、艦尾を下げた、「ウイリー」の状態でのスクリューの深さです。大戦型LSTの平均喫水は2m程度に過ぎません。
むしろ、Yutingの方が重く、喫水も+1m深い。それに気づかなければならないでしょう。Yutingは外洋での耐候性を追求し、大型かつ丈夫に作られたためです。Yutingの方が船体サイズに比して喫水が深い。その分、大戦型LSTよりもビーチング搭載量は限定されるとも考えられるでしょう。
> 水陸両用戦車やホバークラフトなら沖合で洋上発進出来るので、ビーチングしなくても揚陸作戦は可能です。
ドック型揚陸艦とは異なり、LSTではバウ・ランプを海面下までもっていけない。その場合にはヒーブツーもできない。下手に海水を入れると、自由液面効果の危険が発生する。LSTタイプでは、相当に平穏な海域でなければ水陸両用車両はへん水できません。
参考として上げた写真の海面も波もウネリもありません。おそらく揚陸艦も着底しているのではないでしょうか。おそらく洋上発進と言えるほど沖合ではないでしょう。また水陸両用車両を用いるということは、海岸に上陸する兵力は兵員輸送型の数に限定される。兵員搭載量×上陸成功数に限定されることになる。従来予想よりも減少するでしょう。
あと、これは主力戦車は来ないということですね。こちらの戦車が旧式でも問題はないことになります。
> 例えば(隅田金属削除)演習(隅田金属削除)の想定では福岡に着上陸されています
相手は中国付近に存在する国ではないということなのでしょう。おそらく違う国かもしれません。そもそも日本と中国は友好関係にありますが、日本と韓国はさらに親密な関係にあります。日韓ともに米国との軍事同盟を結んでいるわけです。その間にある対馬海峡を、上陸船団がノコノコ通れると思っているのですか?
> Ro-Ro船というものは各種サイズが揃っています
瀬渡しや沿岸用の小型船を連れてくるつもりでしょうか?
喫水が浅いということは耐航性も劣り、搭載能力も劣ります。速力も遅く、上陸船団の足手まといです。搭載能力の小さい船を何回も繋留替えするのも面倒です。
少なくとも1万トンクラスの高速船を連れてこないと、所要をカバーできないでしょうし、効率も悪いでしょう。各種サイズの内、小型ではどうしようもない。
あと商船について。
JSF氏には、周辺国揚陸能力の数的劣勢は自説に不利ですので、どうにかして商船を使いたいという焦りなのでしょう。そこでフォークランド紛争を引き合いに出しています。
しかし、上陸戦の経験をほとんど持たない周辺国に、英国のような徴用商船のコンバーションのノウハウはありません。そして日本側海空戦力はアルゼンチン海空戦力の比ではありません。さらに日本海空軍力は至近の国内基地を利用することができます。
JSF氏の、商船で日本上陸を行えるという見通しは甘すぎるのです。やはり「ゆとり上陸作戦」です
> 「港湾は簡単に使用不能に出来る」と根拠も無く言い張るのも止めて下さい。
相手が使える港湾は限定される。予め封鎖船を用意しておけばそれでOKでしょう。孔を空けて木栓でも突っ込んでおけばよい。相手の上陸必至となったら沈めるだけの話です。JSF氏が、それができないと考える理由がわからない。
だいたい、敵港湾は簡単に利用できません。港湾です。水路は狭い。2隻すれ違うことができるかどうかです。そこに閉塞船があれば通れませんし、岸壁際に閉塞船をいれておけば利用はできません。
なんで簡単に港湾が利用できると考えているのか、その根拠の方が脳天気です。
> ・・・あんまり馬鹿な事言ってると、萎えますよホント。
海空戦力を考慮せず、後続の補給維持を考慮しない。このJSF氏の発想こそが「ゆとり上陸作戦」です。上陸戦と対上陸戦を戦車だけに収斂させようとする方が「馬鹿な話」でしょう。
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