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- » 2024 . 01
Category : 未分類
横須賀米軍に配置される海自連絡官をROYと言っていた。海自連絡官は横須賀の総監部ではなく、海幕にぶら下がっているのだが、なんだかんだで横須賀総監部とくっついて仕事をしている部分があった。己も英語で表彰状書けと言われた時にお世話になった。
ただ、横須賀の総監部に着任した時には、ロイと聞いて何やら全くわからなかった。そのうち、Liaison Officer,Yokosukaだと言うふうに言われたが、文字にするときは公式にもROYだった。なんてLOYじゃないのかというと、米軍がROYと書いているからとのこと。日本側発音が"Riezon Ofisaa,YOKOSUKA"なので、音写したとおりROYと書いているらしい。高エネルギー研究所、KEIのEが"Enerugi"であるのに似ている。日本側は英語でしゃべっているつもりでも、そんなものなのだろう。
そういえば、米側に日本語の差異を見つけられた事もある。
米軍ほかと話している時だが「オマエの日本語は他の日本人と違っている」ようなことを言われたことが2回ある。最初は米軍に言われた。次はチリ海軍の艦長さんに通詞を挟んで言われた。チリ海軍のオトツァンに言わせると「オマエの日本語はリエゾンしているように聞こえる」とのこと。
その頃はなんでかわからなかったが、後に日本語研究の講義にでて気づいた。己等は不断は気づかないが、関東西南部では母音を脱落させる傾向がある。笹原宏之先生が講義で説明された内容だが、関東者は「です」をdesとする、甚だしいものでは「寄宿舎」を「き-しゅ-く-しゃ」ではなく一気にKISKSHと発音するという。実際に発音するとそのとおりだ。これは、「ン」を除き、発音は全て母音で終わるという日本語の原則と違っている。
その点、日本語話者は、頭のなかで勝手に母音を補うので気づかないが、子音で終わる言語の話者はその差異に気づいくのだろう。確かによく注意すると、関東と関西で発音そのものが違う。関西者の発音を注意して聞いていると、「です」を、口をすぼめて、極端に言えば「ですぅ」と発音しているが、関東土着モノは「でθ」と、desと「す」擦過音で話している。
そこからすれば「『ミサイル』を『ミッシル』と読んだ」と笑うほうが、むしろ問題だろう。http://togetter.com/li/28887がそれだ。Missileの発音はmíslである。つまり、-sile部分には母音はない。それを「ミッシル」と聞こえるといって馬鹿にするのは、墓穴を掘るようなものだ。
実際に、海自では海曹士向けに「ミッスル」と発音せよと教育している。míslなので、S音のあとには母音は何もないのだが、ないと日本語で表記できないので、U音を足してそう書いているわけだ。
己には「ミソー」とも聞こえる。だが、頭のなかでS音に勝手にO音を感じて足しているものだろう。もちろん、己は英語は全くダメ。できる奴はS音はS音で独立して聞き取れるのだろうけれどもね。
※ 英語がダメなので、上で書いたLia"i"sonのiとか、Surve"i"llanceのiは、「入るはずなのだが、ここでいいものだろうか」といつも悩む。発音も字面でしか覚えていないので、ドイツ語みたいな読みをするし、変なところで抽象的な単語が入るので、ピジンとクレオールが一緒になった感じなのだろう。
実際に、江田島中級で部外の英人英語教官が、英語のフランスからの流入語で知っていること話せみたいな質問されて、己から大母音遷移とか1066年の話とかタペストリーと彗星とかの話をした時には「まともに英語できないくせに妙なことを言うヤツだ」という眼で見られていたよ。
まあ、実際のクレオールにも正確な文法があって正確な混ぜ方をしないとだめ。父島の例でも、適当に「ミーはおフランスに行くザマス」といってもダメで「それはsound funnyだじゃ meらはそれ言わないよ」(父島)と言われるらしい。
ただ、横須賀の総監部に着任した時には、ロイと聞いて何やら全くわからなかった。そのうち、Liaison Officer,Yokosukaだと言うふうに言われたが、文字にするときは公式にもROYだった。なんてLOYじゃないのかというと、米軍がROYと書いているからとのこと。日本側発音が"Riezon Ofisaa,YOKOSUKA"なので、音写したとおりROYと書いているらしい。高エネルギー研究所、KEIのEが"Enerugi"であるのに似ている。日本側は英語でしゃべっているつもりでも、そんなものなのだろう。
そういえば、米側に日本語の差異を見つけられた事もある。
米軍ほかと話している時だが「オマエの日本語は他の日本人と違っている」ようなことを言われたことが2回ある。最初は米軍に言われた。次はチリ海軍の艦長さんに通詞を挟んで言われた。チリ海軍のオトツァンに言わせると「オマエの日本語はリエゾンしているように聞こえる」とのこと。
その頃はなんでかわからなかったが、後に日本語研究の講義にでて気づいた。己等は不断は気づかないが、関東西南部では母音を脱落させる傾向がある。笹原宏之先生が講義で説明された内容だが、関東者は「です」をdesとする、甚だしいものでは「寄宿舎」を「き-しゅ-く-しゃ」ではなく一気にKISKSHと発音するという。実際に発音するとそのとおりだ。これは、「ン」を除き、発音は全て母音で終わるという日本語の原則と違っている。
その点、日本語話者は、頭のなかで勝手に母音を補うので気づかないが、子音で終わる言語の話者はその差異に気づいくのだろう。確かによく注意すると、関東と関西で発音そのものが違う。関西者の発音を注意して聞いていると、「です」を、口をすぼめて、極端に言えば「ですぅ」と発音しているが、関東土着モノは「でθ」と、desと「す」擦過音で話している。
そこからすれば「『ミサイル』を『ミッシル』と読んだ」と笑うほうが、むしろ問題だろう。http://togetter.com/li/28887がそれだ。Missileの発音はmíslである。つまり、-sile部分には母音はない。それを「ミッシル」と聞こえるといって馬鹿にするのは、墓穴を掘るようなものだ。
実際に、海自では海曹士向けに「ミッスル」と発音せよと教育している。míslなので、S音のあとには母音は何もないのだが、ないと日本語で表記できないので、U音を足してそう書いているわけだ。
己には「ミソー」とも聞こえる。だが、頭のなかでS音に勝手にO音を感じて足しているものだろう。もちろん、己は英語は全くダメ。できる奴はS音はS音で独立して聞き取れるのだろうけれどもね。
※ 英語がダメなので、上で書いたLia"i"sonのiとか、Surve"i"llanceのiは、「入るはずなのだが、ここでいいものだろうか」といつも悩む。発音も字面でしか覚えていないので、ドイツ語みたいな読みをするし、変なところで抽象的な単語が入るので、ピジンとクレオールが一緒になった感じなのだろう。
実際に、江田島中級で部外の英人英語教官が、英語のフランスからの流入語で知っていること話せみたいな質問されて、己から大母音遷移とか1066年の話とかタペストリーと彗星とかの話をした時には「まともに英語できないくせに妙なことを言うヤツだ」という眼で見られていたよ。
まあ、実際のクレオールにも正確な文法があって正確な混ぜ方をしないとだめ。父島の例でも、適当に「ミーはおフランスに行くザマス」といってもダメで「それはsound funnyだじゃ meらはそれ言わないよ」(父島)と言われるらしい。
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大石英司氏
12:44
ひのまるせんす
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