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隅田金属日誌(墨田金属日誌)

隅田金属ぼるじひ社(コミケ:情報評論系/ミリタリ関係)の紹介用

プロフィール

文谷数重

Author:文谷数重
 零細サークルの隅田金属です。メカミリっぽいけど、メカミリではない、でもまあミリタリー風味といったところでしょうか。
 ちなみに、コミケでは「情報評論系」です

連絡先:q_montagne@pop02.odn.ne.jp

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2014.03
28
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Category : 未分類
 新しい短SAMなのだが、高すぎて揃えられないらしい。11式地対空ミサイルだが、いまのところ1セット50億円する。装備調達本部の希望的観測でも、20年で45セット買っても、平均20億程度は掛かるとしている。実際には、高すぎるので45セットも買えないだろう。

 そもそも、陸上用短SAMとして高価すぎるように見える。11式の射撃用レーダは、やや高級めのアクティブ式フェーズド・アレイ・レーダであり、ミサイル本体は無駄に高級なアクティブ・レーダ・ホーミングである。

 しかし、ポイント・ディフェンス程度の短SAMを、それほど高級な装備とする必要があるのだろうか?

 11式の射程は公表されていない。おそらく従前の81式の10km程度よりも長いのだろう。20km+もあるかもしれない。

 だが、使い方は81式と変わらない。基本は飛行場や橋や補給拠点といったポイントを守る程度のものに過ぎない。それなら、従前程度の性能を多少改善すれば済む話である。

 それにもかかわらず、いつもの開発したい病で無駄に高級・高性能とした。FCS側をアクティブ式のフェーズド・アレイ・レーダにし、シーカーもアクティブ式とした。

 その結果、1セット50億以上の値段となり、毎年1-2セット買えるかどうかになってしまった。

 本来なら、81式のミサイルのみの改修でよかったのではないか? 短SAMのキモはミサイルであり、FCSではない。性能向上についても、ミサイルだけを改良更新すればよかったのではないだろうか。

 そのミサイルもわざわざ国産開発する必要もない。もともと短SAMは、陸海問わず空中発射用のミサイルの転用である。今の空体空ミサイルをそのまま使ってもよい。型落ちした空自のサイドワインダーの-Lや90式誘導弾でもよいし、新型の4式誘導弾を使っても良い。別に海外からサイドワインダーの-Xを買っても良かっただろう。

 いずれもアクティブ・レーダ・ホーミングでもないので、単価は相当に安くなり、数も揃えられたと思うが、如何か。
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Comment

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その時期というと

契約でXは買えないとか聞いたけど違ったかな?それはスティンガーの話かな?

それはともかく、輸入となると日本はちまちまとしか購入しないので、相手側ブチキレだと思いますよ。

No title

単純化しすぎかもしれないけれど、結局国の経済成長に応じて軍隊の装備や規模ってかなりの程度規定されるよね。日本がこの先長期にわたって右肩上がりな経済成長が見込めないにも拘らず、日本の防衛装備調達は1970年代とか1980年代みたいな時期の延長線上でやってるようにも見える

相変わらず、陸さんは買い物がヘタですね…

本当に必要でまともに数が揃った装備って軽装甲機動車位じゃないです?

陸自の装備計画って本当にデタラメが多い。

No title

巡航ミサイル対応(能力の向上)、がそのお題目らしいです。本当かどうかはわかりませんが